ワーク・ライフ・バランス向上について
企業の方針2024年8月9日 公開
社員のワーク・ライフ・バランス向上を目指し、取り組んでいることはありますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
社員のワーク・ライフ・バランスの維持を目的とした取り組みですが、一例を挙げますと、現在有給休暇の取得率向上に注力しています。
全社的な取得率としては2021年以降右肩上がりであり、2023年度の年間平均取得日数も11日を超えている状況です。
一方で、生徒の進路や人生に大きく関わる事業に携わっていることもあり、実態として、現場では、個人的な判断で取得をためらってしまっているというようなことも起こりえるのではないかと考えています。
そのため、2023年度からは会社の行動計画に基づき、有給休暇の取得実態の詳細を把握した上で、主に取得日数が少ない社員への実態調査を行っております。
この調査結果を元に、2024年度からは有給休暇の取得を妨げる要因を分析し、社員が少しでも適切に有給休暇を活用できるよう、様々な策を検討している最中です。
今後は取得促進の案内物作成や全社員への改めての周知なども図る予定で考えており、より活用されるような風土醸成にも取り組む考えです。
また、社員が有給休暇を取得したいと思うタイミングでスムーズに取得できるようにするためには、並行して業務削減の取り組みも必要であると考えています。
現在、全社的に業務削減プロジェクトを発足して推進しており、有給取得率向上の取り組みと連動させることで一人でも多くの社員の理想のワークライフバランスが維持・実現できるように努めていく所存です。
最後に、弊社は学習塾を運営しておりますので、授業が22時頃まで行われます。
古くからの業界イメージとして、授業後、深夜まで業務が強いられるのではないか、という懸念をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
弊社では23時完全退社、および個人情報の教室外への持ち出しを禁止しており、基本的には退塾後にも自宅で業務が行えないような体制を敷いております。
至らない点も多々あることは認識しておりますが、学習塾だから仕方ない、という思考ではなく、どのようにすれば働きやすい環境が整えられるのかを思考し、今後もよりよい環境づくりに努めてまいります。