出産後のキャリアアップについて
女性の働き方2024年8月9日 公開
塾講師は夜遅い仕事なので、子供ができた後も続けられるか不安です。ロールモデルとなるような女性社員がいらっしゃると心強いのですが、出産後も塾講師や管理職として活躍されている女性社員はいらっしゃいますか?
ご質問をいただきありがとうございます。
2011年度以降、産休・育休を取得した女性社員の職場復帰率はほぼ100%であり、子育てをしながら働く社員や、課長職などの管理職に就いている女性社員も複数名在籍しています。
塾業界は従来より、男性中心であるというイメージをもたれやすい業界であり、弊社にも女性の塾講師はほとんどおりませんでした。
一方で、現在は女性比率も右肩上がりであり、全社員の働き方の見直しと併せて、特に女性社員の継続就業者が増えるよう、妊娠・出産・復職時における支援に関する行動計画の策定などを行ってまいりました。
その結果、現在の復職率を実現するに至り、一定の女性の活躍機会の創出にも繋げられたのではないかと考えております。
実際に、産休・育休を経て職場復帰し、キャリアアップしている女性社員の事例をご紹介いたします。
事務職として入社したある女性社員は、教室責任者、講師、新講座の開発などにも携わり、その後産休・育休を経て、現在は本部の教務部課長を務めています。
時短勤務を利用して2人のお子さんの育児をしながら、現在も第一線で活躍しています。
このように、当初は教室(現場)で仕事をしていたものの、出産後は本部に移るというケースもあれば、再び現場の講師として復職する社員もおります。
子育てをしながら夜間の授業に入るのが難しい場合などは、従来の講師の働き方である「午後から出勤をして夜にかけて勤務する」のではなく、「午前中に出勤して日中は事務業務、その後夕方まで小学校低学年向けの授業を担当し、退社後に保育園に迎えに行く。」このような働き方の選択肢も用意しております。
一人でも多くの社員が自身のワークライフバランスを考えながら働き方を調整できるよう、様々な取り組みを進めている最中です。
このように、出産後もキャリアアップしている女性社員の例は数多くあります。
引き続き社員の声に耳を傾け、社員が働きやすい環境づくりに努めてまいります。