
企業風土について
企業の方針2025年8月20日 公開

年功序列の価値観が強く、若手への負担や登用の機会が限られているといった印象を与えているようですが、実態や企業としての方針について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、これまでの社歴や勤続年数を完全に無視することはありませんが、評価制度において年齢や在籍年数だけを基準とすることはしておらず、実力や人間性、組織への貢献度を総合的に評価しています。
そのうえで、責任あるポジションへの登用は、組織内での信頼や周囲との協働における姿勢も重視して判断しています。
たとえば、本部長へ抜擢されたケースや中途採用から比較的短期間で管理職に就いた事例もあり、必ずしも年功によって昇進が決まるわけではありません。
特に近年は、40代前半で管理職に就く人材もおり、業界全体から見ても、比較的早い段階で責任ある役割を担う体制が整ってきています。
もちろん、すべての人材が同じスピードで成長するわけではなく、業務経験の蓄積が求められる職種も存在します。
そのため、個々の状況に応じた柔軟な登用と適材適所の配置を意識しながら、組織のバランスを保つよう努めています。
年齢層が幅広い組織であるからこそ、世代間の価値観の違いが社内に影響を及ぼす場面もあることは認識しており、その差を埋めるための対話やマネジメント体制の強化にも注力しています。
これからも、年齢や背景にとらわれず、成果と姿勢が正当に評価される風土づくりを進め、すべての社員が意欲を持って働ける環境の実現を目指してまいります。