
社風について
社風2025年8月20日 公開

経営陣に対して距離感がある、一族経営で風通しが悪いという印象を受ける声があります。実態や企業としての考え方を教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、長期的な視点に立った経営の安定性と理念の継承を重視しており、現在は一族だけでなく、技術部門の社員を取締役にした経営体制を採用しています。
現社長体制となってからは16年が経過し、これまでの経営理念を受け継ぎながら、数値管理や組織運営においては時代に応じた変化を加えてきました。
かつては各部門長を取締役に据える運営をしていた時期もありましたが、現在は取締役の数を絞り、執行と経営の分離を進める体制へと移行しています。
一族経営であることについては、企業の方向性がぶれにくく、判断や実行のスピードが速いという強みがあります。
また、長期的な雇用と組織運営の安定性を担保する上でも、一定の効果があると認識しています。
ただし、その一方で社内の多様な視点を取り入れる必要性も認識しており、経営判断のプロセスには役職にとらわれず、現場の声を取り入れる工夫を継続的に行っています。
これからも、社歴や立場に関わらず社員一人ひとりの声を大切にしながら、風通しの良い組織づくりと、信頼される経営体制の実現に向けて取り組んでまいります。