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企業の方針2025年11月26日 公開

社員の裁量権や、現場の意見を経営に反映させることについての基本的な考え方や具体的な仕組みを教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、社員一人ひとりが自ら考えて行動できる環境づくりを重視しており、現場での判断を尊重しています。
業務上、細かな承認を都度求めると対応が遅れるため、担当者がその場で判断できるよう大きな裁量権を付与しています。
一方で、慎重な確認が必要な案件は稟議や承認フローを通じて進め、自由と統制のバランスを保っています。
経営層は各部署に大きな権限を委譲し、現場に細かく介入することはありません。
部署の部長や上長と距離が近く、相談や提案を日常的に行える点も特徴です。
コロナ禍以降は社員の意見を経営に反映させる仕組みとして、年2~3回の匿名アンケートをGoogleフォームで実施しています。
アンケートでは経営層への点数評価やコメントを受け付け、社員が上層部を評価できる仕組みとしています。
内容には率直な意見も多く、建設的な提案については「具体的な改善案を教えてください」という形で再アンケートを行い、その後、経営陣で議論した上で「実施できること」「今は難しいこと」に分けて全社員へ回答しています。
また、評価制度も社員主体で立ち上げた人事評価プロジェクトを発展させたキャリア支援プログラムを運用しており、自己評価・直属上司評価・幹部評価の三段階に加え、年4回の面談を通じて一方通行ではない対話型の仕組みを構築しています。
今後も現場の意見を積極的に取り入れながら、社員が自律的に判断・行動できる環境づくりを推進してまいります。
