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株式会社昭栄美術

展示会・イベント等に関する企画、設計、製作、施工および運営

東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー25F

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2025年5月21日 公開昭栄美術の口コミ評判が良い理由とは?企業の軌跡や魅力・今後の展望について小林大輝社長にインタビュー

PR インタビュー

株式会社昭栄美術は、展示会やイベントの企画・設計から、製作、施工までをワンストップで手掛ける「総合ディスプレイ企業」です。

製販一体であることにこだわりを持ち今年120億を目指しコロナ禍より急成長を遂げている。
従業員は400名、手掛けるイベント案件は年間3,000件と、ディスプレイ業界のリーディングカンパニーといえるでしょう。

そんな昭栄美術は、顧客だけでなく、社員からの口コミ評判が良い企業です。

なぜ昭栄美術は、口コミ評判が良いのか?

その理由を探るべく、昭栄美術のこれまでの軌跡や事業の強み、今後の展望などについて、代表取締役社長である小林大輝氏にお話を伺いました。

 

ー昭栄美術の創業からこれまでについてお聞かせください。
株式会社昭栄美術

昭栄美術は、1979年(昭和54年)に現会長と宮大工の2名で創業した木工製作会社がはじまりです。
当時は千葉にある小さな工房でテレビのセット製作などを手掛けていました。

事業の成長に伴い、多様化するお客さまの課題を解決し、要望を叶えるべく、イベントの企画・設計から製作、施工までをトータルに手掛けるビジネスモデルを構築しました。

ここ数年、弊社のサステナビリティへの取り組みに評価をいただいているのですが、じつは環境保全、エコ活動が世界的に注目される前から当たり前のように取り組んでおりました。

その根本にあるのが「もったいない精神」です。

45年前の創業時は資金も少なく、経営も厳しかったため、木材などの使える資材はすべて再利用していました。

この「ものを大切にする」という先代の考えが現在も受け継がれています。

 

ー小林社長からみた昭栄美術の魅力や強みをお聞かせください。
株式会社昭栄美術

やはり、企画立案からデザイン、製作や施工、さらに運営までを自社ですべて完結できる「製販一体」が弊社のサービスの特徴です。

この業界では内製化していない会社も多く、人材不足などの影響からサービス品質が安定しないこともあるのも現状です。

その点、弊社は自社ですべての工程を一貫して行えるため、クライアントの要望に柔軟に対応すること可能です。

また、製販一体だからこそのチームワークの高さも特徴です。
営業部・クリエイティブ部・製作部が一体となって、お客さまの要望を実現します。

イベントや展示会場では想定外のトラブルが起こるのですが、そうしたトラブルにも各部署が連携し、迅速に問題を解決することが可能です。

製販一体だからこその柔軟性、対応力、スピード感、コストパフォーマンスの高さが弊社の強みです。

そして、不可能を可能にできる体制が整っているからこそ、営業は自信を持って、お客様に提案をすることが可能です。
他社にはない実現力の高さは、営業のパフォーマンス向上に繋がっています。

また、クリエイティブ職(デザイナー)については、自分のやってみたいデザインに挑戦し、実現することが可能です。

そのデザインを実現するためにはどうしたらいいのか、もし壁にぶつかったとしても、社内の各セクションにその道のプロフェッショナルがいるため、すぐに問題を解決することができます。

営業同様にバックアップ体制が整っている点がクリエイティブ力の向上に繋がっています。

製販一体だからこその営業力やクリエイティブ力の高さが昭栄美術の大きな強みです。

 

ー社長就任後に注力した点はございますか。

2019年の就任後、わたしが企業のミッションとして新たに制定したのが「人のつながりで価値を生む」です。

ミッションを実現する取り組みの1つとして、個人評価からチーム評価に変更しました。

チーム評価制を導入したことにより、現在は「自分本位ではなく仲間のために頑張る」という協力して成果を上げる方向に組織文化が変化しつつあります。

また、各部署の目標達成率がアップしただけでなく、社内の雰囲気がさらに良くなったと感じています

以前は、個人が報奨金を受け取る仕組みだったのですが、それですと「自分だけが良ければいい」というように、ベクトルが自分だけに向いてしまいます。

私も若い頃は、ベクトルが内側に向きがちだったのですが、経験を積むにつれ「お客様のために」「仲間や後輩のために」という考えに変わっていきました。

そして、自分のためではなく「相手のために」と思えた時、自分の実力以上の力を発揮できるようになりました。

チーム評価制を導入した背景には、最大限のパフォーマンスを発揮してほしい。
そして、ベクトルを外へ向けることで「相手のため」「チームのため」という考えだけでなく、弊社の企業理念でもある「社会よし、そして地球良し」という考えにまで視野を広げていってほしいという願いもあります。

弊社は、「売り手良し、買い手良し、社会よし、そして地球良し」という、四方良しの考えを大切にしています。

社会と地球を「悪くしない」ではなく「良くする」ことを視野に入れています。

「地球を良くする」ことに貢献するため、弊社は業界に先駆けて2023年に「CoC認証」を取得しました。

CoC認証は、FSC認証木材の取扱いに必要な認証です。

FSC認証木材は、適切に管理された森林からの木材であり、森林資源の保全を目的としています。

認証を取得するには、厳格な国際基準をクリアする必要があります。

業界で FSC 認証を取得しているのは弊社のみです。(※2024年3月時点)

 

ー最後に今後の展望、さらに注力していきたいことをお聞かせください。
株式会社昭栄美術

私自身は、今後の展望についてはあまり考えていません。

しかしながら、チー厶評価制度を導入した背景のように「相手のため」「誰かのため」、しいては「地球のため」という考えを持って業務に取り組めるような人間形成、人材を育成することに注力していきたいですね。

会社を大きくすること自体は目的ではなく、社員が活躍できる場を提供していきたい、社員発案の事業やアイデアを実現していきたいと考えています。

近年では、社員発案のアイデアを基に、先ほどお話ししたFSC認証の取得だけでなく、展示会やイベントで使用された木材や什器を再利用する「アップサイクルシステム」を構築しました。

展示会やイベントは、短期間で終わる割には、廃材が大量に出てしまうという永遠の課題があるんです。

「アップサイクルシステム」は、回収した廃材を粉砕して、ペレット状にすることにより、3Dプリンターの原材料として使用することで廃材を減らし、再利用することができます。

このシステムを最大限活用するために昨年、日本最大規模の大型3Dプリンターを導入しました。

アップサイクルシステムは製販一体の弊社だからこそ実現できるものだと自負しています。
また、3Dプリンターの導入により、これまでとは違う立体的な造作も可能となりました。

廃材が新たなディスプレイに生まれ変わるこの「循環型ディスプレイ」は、環境保全はもちろん、クライアントにとっても展示会などのイベントにおいて、SDGsへの取り組みをPRすることが可能です。

今後も「売り手良し、買い手良し、社会よし、そして地球良し」という、四方良しの考えを基に社員がやりがいを持って業務に取り組める環境作りに注力していきたいと思います。

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