
介護施設の人員配置について
人手不足2025年5月19日 公開

「介護施設は人員が少なく、常に業務に追われている」という口コミを見ました。施設の人員状況や負担軽減への対策などについて教えてください。
ご質問をいただきましてありがとうございます。
弊社の介護施設は、いずれも人員配置基準を満たしております。
利用者様の介護度や業務状況、時期などによってはスタッフに負担を感じさせてしまうこともあったかもしれませんが、人員配置は適正に行っています。
もちろん現場で働くスタッフの負担軽減に向けてICT(情報通信技術)を導入し、自動化の取り組みも実施しておりますので、一部をご紹介いたします。
■『ケアカルテ』
iPadを使用して利用者様の日々の記録を入力すると、食事記録などを自動で作成するシステムです。
ケアプランなども従来の半分の時間で作成できるようになりました。
これにより、記録業務に要する時間は従来の10分の1程度になり、大幅な業務効率化が実現しました。
■『眠りSCAN』
利用者様の睡眠状態・健康状態を遠隔で把握できるシステムを導入しています。
夜勤時の巡回業務を効率化でき、業務負担軽減につながっています。
こうした仕組みのほか、今後も面談によるスタッフのフォローや増員などを通じて、業務負荷軽減に努めてまいります。
なお介護部門のみならず、訪問看護でもスタッフの採用強化は継続的に行ってまいりました。
2020年の10名から、2025年現在は130名と、店舗数の拡大に伴い着実に増員しています。