
今後の事業展望について
会社の将来性2025年4月7日 公開

少子化が進む中で、貴社の事業への影響や今後の展望についてどのようにお考えでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
子どもの数が減ることは、教育業界にとって避けられない現実です。
しかし、学びの価値が揺らぐわけではありません。
むしろ、ご家庭の教育への期待は高まり、どのような環境でどのような力を身につけてほしいかを、より深く考える時代になりました。
その想いに応え続けることこそ、私たちの役割だと考えています。
創業以来、“次代を担う子どもたちに何を提供できるか”を問い続け、ご家庭の声に耳を傾けながら教室運営を行ってまいりました。
その結果、2019年に75,701名だった生徒数は、2024年には84,508名へと増加し、今も多くのご家庭に選ばれています。
少子化が進む中でも、私たちの提供する教育サービスが必要とされていることを実感しています。

また、ライフスタイルの変化により、学びの環境に求められるものも変わってきました。
共働き世帯の増加に伴い、平日午前のレッスンや土日のクラスを希望される声が高まっており、それに応える柔軟な時間割の設定やコースの拡充を進めています。
さらに、昨年度からは従来の英語学習とは異なるアプローチを取り入れた新たな教室を開校し、より実践的な学びを提供する試みも始まっています。
学びの場は英会話にとどまらず、ダンス、そろばん、プログラミングなど、多彩な選択肢を用意し、子どもたちが自分の興味や得意を見つけ、伸ばしていける環境を整えてきました。
そして、教育のフィールドは日本国内に限らず、フィリピン・セブ島では日本語を学ぶ方々に向けた事業展開にも着手しています。
教育の形が変わる今、私たちが向き合うべきは、生き残ることではなく、時代に即した学びを生み出し、届けることです。
学びの機会を守り、子どもたちが成長できる環境を広げながら、これからも選ばれる存在であり続けます。