他社との差別化について
会社の強み2024年6月12日 公開
「問屋なので他社と差別化はできない」といった口コミがありましたが、もし差別化のために取り組んでいることがあれば教えていただきたいです。
ご質問いただきまして、ありがとうございます。
弊社では、貼ってはがせる壁紙の「HalCos」やネットショップ「Style +」といった独自の商品・サービスを展開し、差別化を図っております。
これらを展開しはじめたきっかけには、仕入先であるトップメーカー様との関わりやターゲット顧客の拡大があります。
まず、主力仕入先の方針が変わったことから弊社への影響が危惧され、売上の主軸となる柱がもう一本必要であると考えるようになりました。
また、当時の取引先は孫請け・下請けがほとんどでした。
より上流に位置する顧客とお取引できるように、企業同士のマッチングのような場にも積極的に参加しておりましたが、問屋の知名度がないことが足かせになっておりました。
これらの問題を解決し、他社の問屋と差別化を図るためにはじめたのが、冒頭に申し上げた商品、サービスです。
さらに、同業他社と差別化しづらいサービスにおいても、付加価値を見出すことでお客様に違いを実感していただくように取り組んでおります。
具体的な取り組みとしては、営業力の強化です。
詳細は以下のとおりです。
1. 真摯な営業
業界の特性上、仕入先が同じであるため、価格での差別化は難しい状況です。
そのため、安易な値引きではなく、取引先のニーズ一つ一つに真摯に対応することで、弊社と取引するメリットを実感していただけるように取り組んでおります。
2. 本質を突いた提案
単にお問い合わせに対応するだけでなく、お客様の潜在的なニーズに応える提案ができているかを見直しております。
3. お客様の増収に繋がる提案
コストを抑えて限られた中間マージンから収益を上げるという考え方ではなく、お客様の増収に繋がる提案を行い、結果的に中間マージンを増やせるように取り組んでおります。
また「お客様がプレゼンテーションで使用する資料を作成する」「お客様が商品をエンドユーザーに販売する際に商品の説明や話し方まで弊社でサポートする」などの取り組みも実施しております。
今後もお客様にとっての価値を最大化することで、他社との違いを実感していただくことができるように努めてまいります。