
システムのドキュメント整備について
研修・教育・フォロー体制2025年11月26日 公開

システム関連の業務は属人的なものが多く、担当者が休むと仕事がとまってしまうと見かけたのですが、手順書の整備やフォローの仕組みなどございますでしょうか。
生活協同組合コープさっぽろの採用担当です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
当組合では現在、DXを加速させ、組織として持続的に成長していくために、業務の標準化と業務ノウハウの共有を最重要課題の一つとして位置づけています。
過去に社内で開発した一部のシステムにおいて、マニュアル等が不足し引継ぎがうまくいかず、業務が個人に依存するケースがございました。
この課題を真摯に受け止め、現在、全社的に“脱・属人化”を推進しています。
例えば、各業務の手順書を定期的に作成するほか、手動で作業していたものを自動化するなど、業務における属人性を排除できるよう努めています。
結果的に以前よりも、はるかに業務に必要な知識やノウハウが充実してきました。
全てのシステム開発において、プロジェクトの初期段階から計画書やマニュアルの作成を必須タスクとしてスケジュールに組み込んでいます。
また、設計の背景や意思決定のプロセスまで記録・共有することで、誰が見ても業務内容を理解し、引き継げる仕組みを構築しております。
職員一人ひとりのスキルや経験をチーム全体の力に変えていくことが、組合員の皆様へのより良いサービス提供に繋がると確信しています。
今後も、全職員で協力し合える、強固な組織づくりを進めてまいります。
