キャリアや評価について
年収・給与・評価2021年11月11日 公開
「8%社員になれると実際残業した時間にプラス30時間の残業代が毎月つく」「昇進したいと言えば主任になれる」「評価基準が曖昧」「上司のお気に入りになれなければ評価されない」というような口コミがあったのですが、実際はどうなのでしょうか?
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
口コミ投稿者様に大きな勘違いをさせてしまっていることを、まず謝罪させていただきます。
誠に申し訳ございません。
ご投稿いただいた内容に関しての弊社の実態を記載させていただきます。
長文になりますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
①8%社員について
現在、8%社員という表現は社内で使われておらず、「生産推進グループ主任」という職位を設けております。
一方、2年ほど前には8%社員という表現を使っていたことも事実です。
当時、8%程度の社員が今でいう「生産推進グループ主任」のポジションで活躍しており、当時のその社員を8%社員と表現しておりました。混乱させてしまい、申し訳ございません。
現在の主任の待遇は、
・評価制度による給与昇給査定が年に2回
・主任研修への参加が可能
・月40時間分の残業代を実際の残業時間に関係なく手当として支給(これ以上の超過勤務がある場合はプラス支給)
・社内情報の優先伝達
・給与テーブルのランクアップ
などがございます。
この他にも、随時待遇の改善をおこなっております。
②「昇進したいと言えば主任になれる」という投稿について
弊社では、「昇進したい」と言えば実現するような制度はございません。
「目標設定制度による目標の設定」
⇒「目標設定後の行動(コンピテンシー)・定量結果(MBO)評価」
⇒「評価平均点数をクリアした方への社内査定」
⇒「本人意思確認」
⇒「主任へ昇進」
このようなスキームで昇進が決まりますので、「昇進したい」と言ったからといって実現するものではないことを、ご承知おきいただけますと幸いです。
一方で、③で詳しく説明しておりますが社員の意気込みもとても大事なものと捉え、昇進の1つの指標としているのは事実です。
③評価について
弊社の評価制度では「上司のお気に入りにならないと昇進できない」ということはございません。
一方で、主観の全く入らない客観的な指標(成果)のみで決まるわけではなく、評価者や推薦者(上司)の主観も評価項目の一つとなります。
そのため「〇〇を達成したいと思います!頑張ります!」などの意気込みもとても大事なものと捉え、昇進の1つの指標としているのは事実です。
したがって、上司と昇進対象者との会話において、「評価基準が曖昧」「上司のお気に入りになれなければ評価されない」というように感じてしまうことも、場合によってはあるかもしれません。
しかし、表面的な言葉だけを鵜呑みにし、行動成果を見ないというようなことはありません。
生産推進グループ主任に昇進する条件の一つは、仕事に対して「真面目に一生懸命取り組んでいる人」です。
「こんなことも条件なの?」と思われるかもしれませんが、弊社ではこの姿勢こそが、「日本の製造現場を元気にする」ためにとても大事な要素であると考えています。
「真面目=三陽工業のビジョン達成に向けて行動・思考共に前向きである」という解釈です。
弊社の説明不足・コミュニケーション不足が招いた誤解を真摯に受け止め、今後同じように感じられる方が出ないよう、今後も伝達の仕組み改善をおこなってまいります。