口コミ・評判に対する企業の
公式見解が見られるメディア「kai」

三進金属工業株式会社

- 物流保管機器 - 植物工場・実験/研究設備 - 建築・構造物製品群 の開発、設計、製造、販売、設置、 メンテナンス

大阪府泉北郡忠岡町新浜2丁目5番20号

口コミ・質問を投稿する

2025年10月27日 公開ラック設計で建築士資格を取得!設計士の深谷さんが感じる三進金属工業の魅力

PR インタビュー

三進金属工業株式会社の設計課で、物流施設の産業用ラックなどを設計する深谷さんは、入社11年目の中堅社員です。

大阪・福島の工場で設計業務に携わり、その後東京支社へ異動。
入社以来、設計畑を歩んでこられました。

そんな深谷さんに、産業用ラックの設計業務の内容や三進金属工業の魅力について語っていただきました。

 

– 自己紹介と現在の業務内容についてお聞かせください。

東京支社の設計課で、物流ラックや移動棚などの営業設計を担当しています。

お客様のご要望に合わせて、安全性や使いやすさを考慮したラックを設計するのが、私の役割です。

当社では、既存製品をカスタマイズして納入するラックもあれば、1から設計開発する特注製品も扱っています。

特注製品の場合、お客様と向き合って業務の細かい部分までヒアリングしながら設計を進めることに徹しています。
施工時や施工後も、顧客先に伺うこともあります。

お客様との対話を通じて「もう少しこうしたい」といった改善点を聞きながら、より安全で使いやすい製品の設計に活かしています。

 

– 三進金属工業の職場は、どのような環境でしょうか?

チームワークが良く、相談しやすい仲間が多い職場です。

たとえば、設計で困った点があれば、ほかの設計士に「どうすれば解決できるか?」といった相談をよくしますし、営業や施工管理など他部署の社員にも「お客様はどう思うかな?」とか「この方が施工しやすいかな?」などを相談できるので、安心して働けます。

また、当社は年齢や立場に関係なく、相手の意見を尊重する文化も根付いています。

何か相談したときには「そういった方法もあるよね」と理解を示してくれる仲間が多いですし、自分の意見を発信しやすくコミュニケーションが活発な環境も、自分には合っていると感じます。

そのような職場環境ですから、いろいろなことに積極的にチャレンジできることも、当社の魅力です。

 

三進金属工業

 

– 深谷さんは一級建築士の資格を取得していますが、その際もチャレンジしやすい環境があったと思いますか?

会社として「資格取得支援制度」があります。

その制度を使って資格取得の学校にも通わせてもらい、学費などを補助していただきました。

そもそも一級建築士の資格を目指そうと思ったのは、尊敬する上司が資格を持っていたからです。

その上司は、構造的な強度など安全性に関する知識が豊富で「自分もこういう設計士になりたい」と考えるようになりました。

大きな産業用ラックが必要な自動倉庫*の物件や、多くの人が出入りして作業するような物件の設計において、一級建築士の資格や知見が求められます。

どのような物件にも対応できる設計士を目指すうえでも資格が必要でした。

*自動倉庫とは、物を保管したり、取り出したりする作業を、コンピューター制御された機械が自動で行う倉庫のことです。

 

– 建築士の資格は、具体的にどのような場面で活かされていますか?

大きな地震にも耐えられる柱や梁の構造など、より安全性を意識した設計をする際に役立っています。

また、動線や採光などを意識したレイアウト設計の知識も身につき、お客様への提案の幅が広がりました。

お客様の中には、建屋の図面などの資料をもとに「ラックを自由に配置していいよ」という方もいらっしゃいます。

この場合、お客様の業務内容を深く理解した上で、収納効率を高める方法や働く人の動線など細かい部分まで確認しながら、設計を進めています。

1から設計する際は、さまざまなレイアウトパターンを試しながら最適解を考えなければなりませんが、その方がやりがいも感じられて自分には合っていますね。

もっとも、オフィスなどに設置する書架やデスクの設計の場合、お客様がレイアウトを決めているので、限られた空間で効率よく設計するのも難しい部分ではあります。

 

– 働きがいを感じるのは、どんなときですか?

使う人の安全と安心を第一に考えた上で、お客様の要望を形にできたときは、大きなやりがいを感じます。

特に、自分が設計したラックなどを多くの人に使っていただけた様子を見て、「やり遂げてよかった」と、いつも感じます。
実際に完成形を目にする機会は限られるのですが、私は可能な限り納品先に足を運び、お客様の声を聞くようにしています。

お客様からいただいた声をもとに、製品仕様の見直しやより良い提案につながることもありますし、その積み重ねが自らの成長にも直結すると考えています。

 

三進金属工業

 

– 貴社の社長は、どんな方だと感じますか?

社長はとても気さくで、現場を大切にしてくださる方です。

大阪の本社にいらっしゃるので会える機会は少ないのですが、社員との距離の近さを感じます。
私が一級建築士を目指していたときも、「どうだったんだ?」とか「手応えあったんか?」など、応援していただきました。

社長はよく「こうしたほうが効率よくできるんじゃないか?」といったアドバイスもくださいます。
より良くするためのアイデアや考え方を学べ、とても勉強になっております。

 

– 今後の目標についてお聞かせください。

最近はBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)*を活用されているお客様が増えたこともあり、私たちもBIMを使う機会が増えてきました。

私もBIMを使っていますが、十分に活用できていないと感じる部分もあり、その知識を深めていくことが目下の目標です。
お客様のご要望にお応えしながら、自社の営業や現場にもわかりやすくて役立つデータを提供できるように、勉強しています。

また、東京支社に異動してからは設計業務だけにとどまらず、営業の知識も習得していきたいと考えるようになりました。
営業サイドと現場サイドの双方の立場を考えながら、安全と安心を第一に、丁寧な設計に取り組んでいきたいと思います。

*BIMとは、建物の設計から建設、そしてその後の管理までを、コンピューター上の「3Dモデル」で一元管理する仕組みのことです。

 

編集部のコメント

設計士として活躍されている深谷さんの話を聞き、対応できる仕事の幅を広げ「なりたい自分」を目指してチャレンジを続ける向上心を強く感じました。

このようなマインドを維持できるのは、三進金属工業に挑戦しやすい環境があること、そして挑戦する人を応援する社風があることも理由ではないでしょうか。

kaiのコンテンツには、ものづくり業界で働く方々の口コミや、実際の働き方を社内の人が語るインタビュー記事などを掲載しています。
製造業に興味がある方は、他社の記事もぜひご活用ください。

インタビュー記事の一覧へもどる

関連する記事

  • 2025年10月27日 公開

    三進金属工業が成長を続ける秘訣~ものづくり企業で大切なこととは?三進金属工業が成長を続ける秘訣~ものづくり企業で大切なこととは?

    三進金属工業株式会社は、産業用ラックを中心に物流システムやフロアー材、実験・研究用設備など…

    記事をもっと見る

  • 2025年10月27日 公開

    構造計算は面白い!三進金属工業の芳賀さんが語る設計の醍醐味とは?構造計算は面白い!三進金属工業の芳賀さんが語る設計の醍醐味とは?

    建築物などを設計する際に必要な「構造計算」の業務。 実は、産業用ラックなどを設計・施工する…

    記事をもっと見る