
動作音について
商品・サービス2025年11月20日 公開

静音設計をうたう製品について、実際の動作音はどの程度ですか?また、動作音に関するお客様からの意見をどのように活かし、製品改良を進めているのか教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では製品開発において静音設計を重要な品質基準の1つと位置づけています。
運転時の騒音レベルは30dB以下(ささやき声程度)、起動音の最大値は40dB未満かつ運転時間の1%未満とし、官能試験においても「気にならない」と評価される水準を基準としています。
測定は無響室で行い、家庭用400L~500Lクラスの冷蔵庫と同等レベルの静音性を確認しています。
最静音モデルでは18dB、最大値でも26dB程度と、一般的な家庭環境で十分に静かにご使用いただける仕様です。
動作音に関するお問い合わせをいただいた際は、まず音の種類(ファン、コンプレッサー、冷媒流音など)を分けて、必要に応じて実際の音を解析しています。
異音の発生率は全体で約0.2%と低水準で推移しており、ファンから発生する異音に関しては最新モデルで0.1%未満まで改善されています。
こうしたデータを踏まえ、再発防止やさらなる静音化を目的とした設計見直しを継続しています。
改良面では、風量を維持しながらも静音化を実現する新型ファンの採用や独自設計の固定部品による振動抑制、冷媒流路の改良などを行っています。
また、今後はインバーターコンプレッサーの搭載を予定しており、起動・停止時の音もより自然で静かなものとなる見込みです。
お客様からの声は製品の改良や新モデル開発において非常に重要な指針として活用しており、今後も快適にご使用いただける製品品質の向上に努めてまいります。
