
事業の安定性について
企業の方針2025年9月16日 公開

鳥インフルエンザのような疾病があったときに事業が止まってしまうのではと思うのですが、そういった際の対策はされているのでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
家畜の疾病リスクに対し、弊社では日頃から徹底した衛生管理と事業継続のための体制を構築しており、万一の事態が発生した場合でも事業が機能しなくなることはございません。
弊社の具体的な対策は、以下の通りです。
1. 徹底した日常の防疫体制
 全従業員への衛生管理指導や注意喚起の掲示はもちろんのこと、管理獣医師による専門的なチェックと指導を随時実施しております。
また、家畜保健所とも緊密に連携し、常に行政の指示に迅速に対応できる体制を整えています。
2. 地理的なリスク分散
 リスク分散の観点から、グループ会社を含め、事業所を岡山県、広島県、兵庫県に分散配置しております。
 これにより、仮に特定の地域で問題が発生した場合でも、鶏の飼養やたまごの出荷といった各業務への影響を最小限に抑えることが可能です。
3. 非常時対応体制と過去の実績
 非常時には社長を中心とした迅速な指示系統を確立しております。
 実際に、2022年にはグループ内農場で鳥インフルエンザが発生した際にも、上記の体制により大きな混乱を招くことなくお客様への安定供給を継続した実績がございます。
このように、弊社では予防策からリスク分散、そして非常時の対応まで多層的な対策を講じております。
今後も食の安全と安定供給という社会的責任を果たすべく、危機管理体制の強化に努めてまいります。
