
体力を使う業務について
仕事内容2025年4月14日 公開

飼育管理に関係のない業務も体力的にキツいという口コミを見たのですが、飼育に関係ない業務も多いのでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
一口に管理といっても、エサや水の与える量の調整から、体重の管理、ワクチンの接種、鶏舎内の清掃まで多岐にわたり、知識と経験が求められます。
鶏舎内はほぼ機械化されていて人の手が入る必要はないように思えますが、実際は鶏たちと日々向き合い、細かい所に気付きながら試行錯誤していく、難しくも達成感のある仕事です。
弊社の飼育管理において体力が必要とされる業務としては、以下のようなものがございます。
・鶏の移動(補鶏作業):ひよこからたまごを産む成鶏に成長する間に、鶏の飼養環境に合わせた鶏舎への移動が3回あります。
・鶏舎の清掃・消毒作業:鶏舎移動後に行われる洗浄・消毒作業です。
・敷地内の移動:鶏舎内での鶏の状態確認をする際は、歩いて場内を見回ります。
これらは鶏卵事業を支える重要な業務であり、どうしても一定の体力が必要とされる場面もございます。
しかしながら、弊社では社員の負担を軽減するため、以下のような取り組みを行っています。
・社員からの課題や要望の収集
毎月1回実施する農場会議にて、現場で困っていることや要望を聞き、対応を進めております。
・業務の機械化の推進
農場内の機械化が進んでおり、さらなる効率化を図れるよう、自動化設備の導入を順次行っております。
・現場サポート
農場での繁忙時(鶏の移動、清掃時など)の際は、本社の現場サポートチーム(業務部)が現場担当者とともに業務を行い、一人ひとりに過度な負担がかかりすぎない体制を整えています。
・人員配置の工夫
作業内容や部署の特性に応じて適切に人員を配置し、無理なく作業が進められるよう調整しています。
このように、弊社では日々の業務負荷軽減に向けた様々な取り組みを進めております。
今後も現場の声に耳を傾けながら、さらなる効率化や環境改善を目指してまいります。