
キャリアパスについて
キャリア支援2025年12月17日 公開

社員の成長をどのように評価し、将来のキャリアにつなげているのか知りたいです。初めての業務が多くても、公正に評価され、着実にステップアップできる仕組みはありますか?
サカイキャニング代表の阪井です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、社員一人ひとりの成長を正確に把握し、公正に評価するために、独自の評価制度「CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)」を導入しています。
これは、業務を細かな単位に分解し、それぞれに必要な理解度や実行レベルを定めることで、自身の習熟度を客観的に確認できる仕組みです。
CDPでは、業務ごとに「トレーニー(教育段階)」「アテンダント(単独で遂行可能)」「トレーナー(指導可能)」といったランクを設定しており、担当できる領域が増えるほど評価も高まる設計です。
社員は自己評価を行い、教育担当者と評価のすり合わせを行いながら到達度を更新します。
すべての業務を均等にこなす必要はなく、特定の領域で高い専門性を発揮している場合には、個人の強みとして評価に加味される運用としています。
評価のサイクルは年2回実施しており、結果は昇給・昇格・賞与に反映されます。
特にアテンダント以上の領域が増えるほど処遇に反映されやすく、社員が納得感を持ってキャリア形成に取り組めるよう透明性のある仕組みづくりを進めています。
また、育成体制として、上長や先輩社員とのOJTを軸に、業務理解を深めるためのマニュアルや研修も整備しています。
社員のキャリア相談にも定期的に対応し、希望するポジションや身につけたいスキルを確認したうえで育成計画を策定します。
新卒入社の社員がOJTとCDPを通じて複数の業務を早期に習得し、入社数年で中心メンバーとして活躍している事例もあります。
今後も公正で納得感のある評価制度を維持しながら、一人ひとりのキャリア形成を丁寧に支援する企業づくりを進めてまいります。
