
昇進昇格について
評価2025年7月23日 公開

人手不足の影響で在籍年数が短くても役職を押し付けられるというような書き込みがありました。昇進昇格についてはどのように行うのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
弊社では、役職の任命にあたり、人員の充足状況に関係なく、個人のスキルや適性、経験を重視したうえで慎重に判断しています。
特定の年数に達したから役職に就くといった年功的なルールはなく、ましてや人手不足を理由に任命を行うことはありません。
役職者の選定は、本人の希望や意思も含めた対話をもとに行っています。
判断基準としては、会社および部門の目標を理解し、それを管理・推進する力があるかどうか、また、所属部門の中で信頼を得ているか、責任感を持って業務にあたっているかなどを総合的に見ています。
特に製造部門では、安全管理や設備運用への理解度、現場での実行力なども重要な評価軸となります。
現時点では管理職試験制度は存在しませんが、全社員を対象に、必要な資格や推奨するスキルを整理する取り組みを進めています。
将来的には、資格取得と手当の連動、職務ごとの求められる能力の明確化を通じて、より客観性のある判断基準の整備を目指しています。
役職者を育てるための環境づくりにも力を入れており、必要なスキルを体系化した上での研修制度や支援制度の充実にも取り組んでいます。
引き続き、社員一人ひとりが納得感を持てる形でキャリアを築けるよう、制度の整備と対話を大切にしてまいります。