
業務改善について
社内制度2025年5月30日 公開

社内アンケートの実施はあるものの活かされることはないというような書き込みがありました。業務改善にはどのように取り組んでいますか?
ご質問いただきありがとうございます。
社内アンケートが活かされていないというご意見については、調査の目的やその活用方法が十分に伝わっていなかった面もあると真摯に受け止めています。
当社では、社員が働きやすいと感じる環境づくりや、組織に対する信頼度を把握することを目的として、年に1回「エンゲージメント診断」と呼ばれるアンケート調査をオンライン形式で実施しています。
エンゲージメント診断とは、社員が会社に対してどのくらい満足しているか、また、どれだけの意欲を持って働けているかを調べるものです。
この診断結果は、職場環境や働く体制の改善に直接活用されています。
この診断結果は各部門長(管理者)へフィードバックされるだけでなく、部門を超えた研修を行う場で共有・検討され、現場の課題解決に役立てられています。
加えて、アンケート結果をもとに「給与体系の見直し」や「役職手当の改善」といった処遇面の変更も行われた実績があります。
しかし、一部の社員においては、こうした取り組みがすべて明確に伝わっているわけではなく、改善が実感できないという声があることも事実です。
私たちは、社員一人ひとりの声は組織を変えるための大切なきっかけだと考えており、アンケート自体が形だけのものにならないよう、意見を受け取った後の対応や社内への発信のあり方についても継続的に見直しを進めています。
今後は、人事制度の刷新などを通じて、社員が納得感を持てる仕組みづくりを進めるとともに、社員との対話を基盤とした組織運営をさらに強化してまいります。