
残業時間について
残業2025年8月19日 公開

残業時間が長いという情報を見かけました。残業時間はどの程度あるのでしょうか?会社として残業についての取り組みがあれば、それも知りたいです。
ご質問いただきありがとうございます。
当社では、職種や地域、役職の有無によって業務量に差があるため、残業時間にもばらつきがあります。
とくに、個人宅配部門では、所長・副所長・リーダーなど管理的な役割を担う社員は配送業務に加えてマネジメントや調整業務があるため、残業時間が長くなる傾向があります。
また、入社から半年ほどの社員については、業務習熟に時間がかかることもあり、慣れるまでの期間は比較的残業が発生しやすくなっています。
こうした実態があり、一般社員の中でも、入社間もない社員や仕事に慣れていない社員の月平均残業時間は27.06時間です。
一方、仕事に慣れた社員の月平均残業時間は23.99時間となっています。
全社平均の残業時間は、2024年度実績で25.5時間(対前年度で2.9時間減)となっており、改善傾向にあります。
個配部門に限定しても、2022年度から継続して残業時間の抑制が見られ、2024年度では月平均30.7時間(対前年度で1.4時間減)となっています。
残業削減に向けた取り組みとしては、物流倉庫を中心に早番・遅番の時差勤務制を導入しており、勤務時間の分散による業務負荷の軽減を図っています。
また、各拠点での配送ルートの見直しや分担体制の調整など、現場単位での改善活動も進めています。
さらに、2024年4月からは固定残業時間を50時間から40時間へ引き下げ、超過分についてもすべて追加で支給しております。
制度面からも残業の抑制を後押ししており、今後も社員一人ひとりが無理なく働ける職場環境の実現を目指して取り組みを継続してまいります。