今回は、大阪と東京で「設計・営繕・教育・農園・地域共創」という5つの事業を手掛けている株式会社類設計室の新入社員である東さんと、内定が決まっている佐藤さん(2025年3月取材当時)にインタビューを行いました。
類設計室に入社を決めた理由や、選考に関する内容、入社前と後のギャップなどをお聞きしています。また、kaiの取り組みについての印象などもお聞きしました。
類設計室に興味がある方や、同業界への就職を目指す方は、ぜひご一読ください。
インタビュー対象者
東さん:類設計室の新入社員(経営統括部 経営戦略課所属 ※2025年3月取材当時)
佐藤さん:類設計室の内定者(2025年入社 ※2025年3月取材当時)
-Q.自己紹介と入社を決めた理由を教えてください。
東:
東と申します。類設計室の【経営統括部 経営戦略課】に所属しております。
入社を決めた理由は、様々な業態がある中で日々新しい取り組みが生まれていて、それにかかわることで自分も成長できると思ったからです。
就活中は大手メガベンチャー系の会社や、人材、IT、食品と様々な業界の企業について調べていました。

佐藤:
現在大学4年の佐藤と申します。
私もいろいろな企業の説明を聞きました。
類設計室に入社を決めたのは、教育業界で新規事業がやりたいという気持ちがあり、自分がある程度の裁量権をもってお仕事を進められる環境がいいと感じたためです。
また、学生から見て、「入社後に何をするのだろう」という不安が他の企業と比べて一番なかったのも、理由の一つです。

-Q.他社の選考も受けられたと思いますが、口コミなどはご覧になりましたか?
東:
はい、見ました。複数の口コミサイトを見て参考にしていました。
佐藤:
私も複数の大手口コミサイトを見て、就活中の不安や懸念などの解消に役立てていました。
サイトにもよりますが、年齢や性別、所属部署などが載っているところはより信用できるなと思います。
-Q.他社の選考を受ける中で、口コミについて直接質問をされたことはありますか?
東:
「この口コミを見たのですが」という風に質問をしたのは類設計室だけです。
就活の最後、企業を決めなければならないタイミングで質問しました。当時の社員さんからは「聞いていただけてよかったです」と言ってもらえました。
佐藤:
私の場合も、他社では質問しませんでした。選考中に聞くことで、自分の評価を下げるのではないかという懸念があったためです。
いったん内定をもらうまでは保留にして、東さんと同じように、就活の最後の段階で不安を解消するために類設計室には質問させていただきました。
-Q.入社後のギャップなどは何かありましたか?
東:
人事の方にしていただいた説明とは何もギャップはありませんでした。入社後すぐに、自社の雰囲気や企業風土を学ぶ機会もたくさんあり、新人が入社後ギャップを感じないような配慮もされているなと感じました。
佐藤:
もともと、類塾プラス(※類設計室が運営する学習塾)の生徒だったこともあり、雰囲気などはよく理解していました。
ギャップに関してはプラスのものしかなく、通っていた当時から、たとえばマイナスの口コミがあっても「そんなことないんだけどな」と感じていました。
-Q.kaiで行っている「企業が口コミに返答する」という取り組みについて、どう思われますか?
東:
すごく好意的に感じています。
良いところばかり書かれていても、信頼性は低いと思います。
それよりも「課題に対してこのように取り組んでいる」と道筋を立てて説明していると、その企業は真正面から真剣に仕事に取り組んでいるんだなという風に感じられます。

佐藤:
私もすごく良い取り組みだと思っています。
学生にとっては、採用サイトの整理された情報と、マイナスな内容もあるネット上の口コミとで、どちらを信じればいいのかわからない部分があります。
そういった中で、その中間をとるような「口コミへの返答」がわかるサイトというのは、とても助かると思います。
-Q.内定後に挑戦できることはありましたか?
佐藤:
現在アルバイトをさせていただいておりますが、学生を組織化する構想や、類設計室のしごと学舎という教育カリキュラムの運営にかかわっています。自分が興味のある教育カリキュラムもあったので、そこから派生して様々な取り組みを行っています。
また、私が類塾プラスの生徒だったため、それを活かして卒塾生向けのイベントの企画も行っています。
学生なのにこんなに任されていいのかなと思いつつ、社員の方々に協力していただきながら、準社員のような経験をさせていただいております。
他社のインターンシップに参加したこともあるのですが、何かを作ってもフィードバックがなくそこで終わりだったので、あまり成長を実感できませんでした。
しかし類設計室では、まだ学生の身でありながら、様々なイベントやプロジェクトを任せていただけます。周りの社員さんからも「あれ良かったね」「これ見たよ」という風に声をかけていただきました。そういった声はもちろんうれしいですし、自身の成長が実感できました。
分からないことがあればすぐに社員さんに相談できるので、安心して挑戦することができる環境だと思います。

東:
私が内定者のときは、夏のビジコンの企画や運営の手伝いをさせていただきました。
学生時代にやっていたインターンの経験を活かして、たくさん提案させてもらえたのも、やりがいを感じました。
そのときに社員の方から学んだ思考法は、入社してからも、自分自身の軸になっています。
また、インターンに参加する学生も、内定者も、社員の方も、「全力で一緒に課題に取り組む」ことを大切にしていると教えていただき、類設計室ならではの姿勢なのかなと思いました。それを見て、参加していた学生から、「こんなに社員さんが一緒になって考えてくださるなんて」という声が上がっていたのが印象的でした。
類設計室の魅力は、「共に創り上げていく」姿勢を、みんなが持っていることであると感じました。
-Q.類設計室の長所を教えてください。
佐藤:
一番は「人」だと思います。どの就活生に聞いても、社員に聞いても「人が魅力的だから」と返ってきます。
いろんな会社のインターンにも参加しましたが、類設計室ほど社員が楽しそうにしている会社はありませんでした。個人のビジョンを持ちながら、熱い思いを持っている大人が多い。憧れられる大人が多いなという印象があります。
類設計室でアルバイトを始めた頃、一番年齢が近いのが東さんだったので、よくお仕事の相談をさせていただいていました。相談しやすい雰囲気があったり、やりたいと思ったことをいつでも発信したりできる環境です。
二番目は、事業がとても面白くやりがいがある点です。
設計事業を起点として、営繕・教育・農園・地域共創と、5事業を持つ会社は他に類を見ません。5事業を持つ会社だからこそ、社会に貢献できる多種多様な手段があると感じています。元々、教育や新事業から日本を元気にしたいと考えていたので、類設計室なら叶えられるのではないかとわくわくしています。
東:
「追求」が類設計室の文化としてあって、それが好きだなと思っています。何歳になっても学び続けられる、追求し続けられるのが強みだと思います。
就活中、社会人が学ぶ時間は月8分しかないと聞いたことがありますが、そうではなく、毎週一時間半は様々な部署の方と一つのテーマについて追求をする場がある。
このような「生涯学べる環境」は、他の会社にはない部分だと思いますし、すごく良いところだと思っています。
佐藤:
また類設計室の特徴として絶対に外せないのが、全社会議の存在だと思います。
社員の方からたくさん話を聞いているので、今から参加するのが楽しみです。
東:
そうですね。
回を重ねるごとに、類設計室の向かっている方向が鮮明になり、未来への大きな可能性を実感する場となっています。
毎回終わった後は、高揚感を感じるのですが、その根底にあるのは、「全てが繋がっている」という実感だと思います。それが、類設計室の5事業共創という、未来への挑戦を支える土台となっている。それを回を重ねるごとに強く感じています。
新人も含めて、事業部を超えて、活発な意見が飛び交う。単に複数の事業部が存在するということではなく、互いに影響を与え合い、学びあいながら、単独では成し得ない価値やおもしろさを創っていける、まさに類設計室を体現している場なのかなと感じています。

まとめ
今回は、大阪・東京に本社を構える株式会社類設計室の東さんと佐藤さんにインタビューをしました。
今は就活関連の口コミサイトが数多くあるため、お二人のように参考にされている方は多いでしょう。しかし、大量の情報の中には、事実とは異なる口コミも含まれています。実際のところを知りたい場合は、説明会などで直接質問するのも良いかもしれません。
また、類設計室へ内定が決まると、入社前から社員の方と同じように、アルバイトという形でお仕事をすることができます。
社内の雰囲気や仕事内容を知れるだけでなく、学生のうちから社会人として経験を積むことができるので、自己の成長につながると思います。
お二人へのインタビューから、類設計室が新規事業に力を注いでいることや、若手の力も大切にしていることが分かりました。
このkaiというメディアでは、様々な企業のサービスや社内環境について、多数回答をいただいています。興味をお持ちの方は、ぜひ一度、口コミの回答を確認し、入社の判断材料にしてみてください。