組織体制の変更について
企業の方針2024年10月10日 公開
2020年頃の口コミで、「組織体制が頻繁に変わる」と書かれていたのですが、本当でしょうか?本当であれば、その意図について教えて下さい。
- 人事総務課長 瀧澤
ご質問ありがとうございます。
2020年4月頃、コロナウイルス感染拡大の影響により、大規模な組織編成を行いました。
具体的には、店舗に直接訪問し、弊社の製品を陳列いただくよう営業する「店舗営業部」の社員の大部分を、他部署へと異動いたしました。
上記に記載した業務の特性上、コロナ禍において業務の遂行が困難となったためです。
その際、社員によって異動の時期を分け、段階的に進めたため「組織体制が頻繁に変わる」と感じられたかもしれません。
私たちは「まずやってみる」ということを行動指針にも掲げています。
コロナ禍に限らず、今後も様々な要因により外部環境は変動いたしますので、社会情勢を見ながら、適切に対応する必要があると考えています。
また、本人のパフォーマンスを最大化するためにも、本人が希望する部署への異動は積極的に実現させていきたいとも考えています。
上記を実現するための一つの策として、3か月ごとに全社員に対して異動希望のヒアリングアンケートを実施し、各社員の希望を基に人員配置を見直しています。
<アンケート項目の一例>
・異動希望の有無
・異動希望が無い場合、将来的に興味のある部署
・異動したらやりたいこと
・異動希望の時期
・異動先の部署で発揮できる強みやスキル
異動希望が無い場合でも、将来的に興味のある部署を確認することにより、本人の潜在的な希望を確認することができます。
異動希望の有無だけではなかなか言い出しづらい場合もあるかと思いますので、こういった項目を盛り込んで本人の希望を把握できるようにしております。
また、アンケート結果をもとに送り出す側の上司と受け入れる側の上司、人事、経営層で話し合い、本人へどのように異動について伝えるか、どのような業務、働きを期待しているかということを話し合い、合意の上で人員配置の調整を行っています。
このように異動に関しては社員の希望が中心になっております。
なお、希望すれば人事面談はいつでも実施可能ですし、何か言いづらい要因がある場合に備えて内部通報窓口も設置しております。
働く中で新たなポジションに興味を持ったり、「これをやってみたい」と思える業務が見つかるのは自然なことです。
もし入社後にそのような考えが芽生えた際には、ぜひその熱意と希望を人事にお伝えください。