
業務の効率化について
職場環境2025年12月17日 公開

業務の効率化やペーパーレス化、勤怠管理や経費精算などのシステム化について、貴社ではどのような方針で取り組みを進めているのでしょうか?
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では単に新しいシステムや機器を導入することではなく、業務フローそのものを見直し、生産性向上と働きやすさの両立につながる改善を重視しています。
その一環として勤怠管理については紙の出勤簿と押印を廃止し、入退室時にカードをかざすことで勤務時間が記録される仕組みに切り替えました。
これにより、集計作業の手間を減らし、勤怠情報をより正確かつ迅速に確認できるようになっています。
また、経費精算についても紙の申請書を廃止し、クラウド型の精算システムを用いたオンライン申請・承認に移行しました。
領収書の提出や承認フローを電子化することで、経理担当者だけでなく申請者や上長の事務負担も軽減されています。
オフィス移転に合わせて、無線ネットワーク環境を整備し、デスクトップパソコンとノートパソコンの使い分け、会社支給のスマートフォンの配布など、業務に必要なデバイスの環境整備も進めてきました。
紙資料や手書きでのやり取りは、以前に比べて大きく減少しています。
上記の取り組みは、経営側だけで決めるものではなく、現場に近い社員が日々の業務で感じている課題を出発点とすることが重要だと考えています。
業務改善の提案を受け止める場を設け、実際の運用に反映させながら、社員が働きやすさや効率化の効果を実感できる状態を増やしていくことが今後の課題です。
今後はデジタルツールの活用と業務フローの見直しを継続し、設備やシステムの整備を通じて、よりスムーズに働ける職場環境を整えていきたいと考えています。
