
現場の改善について
企業の方針2025年12月17日 公開

社員の意見や改善提案を、経営判断や職場環境の改善に生かすことについて、貴社ではどのような考え方や仕組みをお持ちでしょうか?
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、社員の意見や改善提案を積極的に取り入れることが、健全な組織運営に欠かせないと考えています。
そのため、半期に一度、直属の上司と一対一で行う人事面談を実施し、日ごろ感じている課題や働き方に関する要望を伝える場を設けています。
また、業務上の課題改善に向けては、「改善機会連絡書」という仕組みを用意しており、社員が自身の提案を起案した上で、関係部署と連携して改善活動を進められる体制を整えています。
一方で、過去には制度自体ではなく、管理職が現場の声を十分に吸い上げられていないという課題がありました。
この問題を受け、現在は「改善機会連絡書」の活用を本社主導で強化し、定期的なミーティングを実施し、提案内容のフォローや全社展開の検討を進めています。
さらに、現場社員と管理職それぞれを対象とした勉強会を継続的に開催し、若い社員が安心して意見を出せる環境づくりと、管理職のマネジメント力向上の両立を図っています。
これらの取り組みを通じて、現場からの提案件数も着実に増加しています。
今後はこれらの仕組みをより浸透させるとともに、社員一人ひとりの意見が職場づくりや経営判断に生かされていることを実感してもらえるよう、対話の機会とフィードバックの質をさらに高めていきたいと考えています。
