株式会社プラセス
OA・自動車・エレクトロニクスなどの樹脂金型、 樹脂成形品及びプレス部品の組立販売
愛知県豊川市宿町権平24番地
今回は、世界各地に工場を持ち、プラスチック部品の金型設計から製作・成形・プレス・塗装・組立などを手がける、株式会社プラセスの社員である鈴木さんにインタビューしました。
鈴木さんは、未経験で製造業の世界に飛び込み、3回の産休・育休を経験した、女性の立場で現場の働きやすさを知る先輩です。
向上心を持って工場内初の国家資格を取得し、より難易度の高い仕事ができる部署への転属も果たした鈴木さんに、株式会社プラセスで働き続ける理由や、働く女性から見たプラセスの魅力、社内制度の使いやすさなどをお伺いしました。
2007年の2月に入社後、製品の検査・測定や品質保証を行う仕事をしつつ、3回の産休・育休を取得しました。
現在は産休に入った社員のフォローをするため、国内工場で測定業務を担当しています。
もともとはサービス業で働いていたのですが、土日休みがないこと、長期休暇が取れないことから、働き方を変えるために転職活動を開始しました。
どのように働きたいか、自身のやりたいことは何かなど考えたところ、工場で働くことが理想だと思い、プラセスに入社しました。
仕事にやりがいがあって、子どもがいても気兼ねなく休めるよう、会社からバックアップしてもらえることが一番の理由です。
産休と育休を3回取得していますが、切迫早産で産休に入るのが1ヵ月半早まった時も、育休中に赤ちゃんを連れて工場へ顔を出した時も、育休の復帰後も、同僚や上司が常に受け入れムードで、快くフォローしてもらえました。
「仕事に戻るのが楽しみだ」と感じられたからこそ、働きながら3度の出産と育児に踏み切れたのだと思います。
以前は、量産品を扱う工場で測定業務を行っていました。
その中で、突発的に普段と違う方法で測定をして欲しいと頼まれた時に時間がかかることがたびたびありました。イレギュラーなことにもスムーズに対応できるようになるためには、自分のできることを増やすしかないと思ったことがきっかけです。
同じ会社の中でも金型工場はより細かい測定や難しい測定を行っていることを知っていたため、まずは実践をしてみることにしました。
自身のスキルアップはもちろんのこと、今までとは異なる視点から業務改善などより良い提案ができるようにと思い、転属希望を出すに至りました。
タイミングが悪く2年越しにはなりましたが、その後、念願の部署に配属されました。引き継ぎや仕事のレクチャーもしっかり行っていただき、2年弱の期間を経て、難しい業務をスムーズに進めることができるようになりました。
また、国家資格である機械検査技能士については、「測定業務に役立つ資格を取れば自信につながるかな」と考えている時に見つけ、受験しました。
社内に機械検査技能士を持っている方がいなかったので、学科も実技も準備は大変でした。
1回目は実技で落ちてしまいましたが、2回目は会社から「協力会社で講習会を受けられるよ」「申請すれば勤務時間内に練習しても大丈夫」と後押ししてもらえ、無事に合格できました。
1回目の実技試験終了後には、機械検査技能士を受けてみたいという社員も増え、私含め、現在までに社内で3名ほどが合格しています。
資格手当も付きますし、これまでは難易度が高く理解するのも大変だった仕事の話も、知識がついたことでスムーズに理解、実践ができるようになったことが嬉しいです。
現在業務をしている測定の部署は、お客様に不良品を納品しないためのチェックを行う最後の砦です。
製品や金型の細かい箇所にまで目を配り、何か見つけたら工場内の全部署に連絡し、連携を取って対応しています。
測定の担当者がいるからこそ製品の不良を止められる、製造業としてとても大事な役割を果たしていると実感できることが仕事のやりがいです。
また、さまざまな工場を経験するたびに新しい機械に触れ、自身のスキルアップにつながるのでやりがいを感じています。
今後は、今まで得た知識や経験をもとに、新人の方でもトラブルなくスムーズに仕事ができるよう、積極的に声をかけてフォローに努めたいと思っています。
休日や夜間でも、スマホ1つで休暇申請や作業服などの備品申請(業務上必要なこと)が簡単にできるため便利です。さらに温泉やテーマパーク等の優待券の取得、スポーツジムの利用などの福利厚生も充実していて、同じシステムを用いて簡単に申請することができるため、使いやすいと思います。
また、妊娠中から育休の復帰後までのサポート体制もしっかりしています。
妊婦健診や急な体調不良の際は気兼ねなく休みを取れるようにサポートしてもらえ、産休・育休中には所属部署で増員や応援を手配してくれるため、安心して過ごすことができました。
復帰後は元の部署に戻り、子どもが3歳になるまで9時~14時の時短勤務をさせてもらっていました。子どもの急な体調不良があっても、上司に相談して業務の期日を調整したり、他の人にフォローしてもらったりと、働きやすい環境が整っています。
このような環境もあり、社内では産休や育休の取得者が多くいます。
産休明け社員が産休社員のフォローに入ることも多く、社員同士でお互いにフォローし合いながら安心して働けますね。
アットホームな雰囲気です。
全工場・全社員を対象に、育休中でも気軽に参加できる親睦会があり、違う部署や工場の方とも知り合えますし、復帰後も仲良く働けています。
内容もスポーツ大会だったりBBQだったりと多彩で、社員同士の交流や楽しく過ごすことが目的なので、家族連れで参加している方も多くいます。
最初にもお伝えしましたが、前職はサービス業で、製造業は全くの未経験でした。
それでも、16年同じ会社でやってこられたのは、一つひとつ丁寧に仕事を教えてくれて、困った時に助けてくれる先輩や上司がずっと周囲にいてくれたからです。
私も、皆さんが壁や問題にぶつかったとき、先輩として一緒に解決できるようサポートしていきますので、ぜひ一緒に働きましょう。
今回は、株式会社プラセスの鈴木さんに、産休や育休を取りつつ長く働けている理由や、仕事のやりがい、社内の支援制度の使いやすさ等について語っていただきました。
勤続16年目の鈴木さんの言葉から感じられるのは、社員のやりたいことを応援する社風、産休・育休を快く受け入れフォローする社内の体制や、工場や部署の垣根を越えて和気あいあいと過ごせるアットホームさです。
kaiのコンテンツには、プラセスの産休・育休制度や教育体制に関する詳しい質問と回答なども掲載しています。
ぜひ一度、口コミをチェックして、入社の判断材料にしてみてください。
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