
管理職の教育について
研修・教育・フォロー体制2025年5月30日 公開

「中間管理職の人材レベルが低い」という口コミを見ました。管理職向けの教育制度はないのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
過去には職場環境の改善を優先していたため、社員教育や管理職の育成が十分でない時期もありました。
そのため、一部の管理職のマネジメントスキルに課題が見受けられることがありました。
しかし、3年前からは管理職の選出基準や評価方法、教育体制を抜本的に見直し、組織全体の健全化を進めています。
具体的には、管理職にはリーダーシップとマネジメントスキルを重視し、各部署や工場で1名の部長・課長・工場長・グループ長に絞り込むことで、責任範囲を明確化しました。
また、20名ほどのチームで上司と部下が相互に評価を行う360度評価を導入しており、管理職のスキルや部下からの信頼を正当に測る体制を整えています。
この評価の結果、基準を満たさない管理職については降格するなど、より厳格な基準での運営を行っています。
現在、選ばれた管理職15名については、年2回の外部講習を受講する教育制度を設け、さらなるスキル向上を図っています。
また、2025年4月からは上司からの推薦だけでなく、自ら昇格を申請できる「個人昇格申請」を導入し、スキルと意欲が評価につながる仕組みへ移行する予定です。
このほか、女性管理職も2名抜擢しており、今後もマネジメントスキルに秀でた人物を積極的に登用していきたいと考えています。
このように管理職の選出や評価方法、教育制度を見直すことで、意欲と能力ある社員が活躍でき、組織をより良い方向へ導ける体制を整えました。
今後も、管理職向けの学びの機会をさらに増やし、社員全体の成長を支援してまいります。