株式会社プラセス
OA・自動車・エレクトロニクスなどの樹脂金型、 樹脂成形品及びプレス部品の組立販売
愛知県豊川市宿町権平24番地
今回は、愛知県に本社を構える株式会社プラセスに新卒入社し、現在は海外にあるPLASESS MEXICOで副社長を務めている山村さんにインタビューしました。
同社は、アジアを中心とした世界6カ国に工場を持ち、プラスチック部品の金型設計・製作・成形・プレス・塗装・組立などを手がけています。
不採算だった海外の工場を黒字化へ立て直すなど、さまざまな国で大活躍している山村さん。
今回のインタビューでは、海外赴任の経験や長くモチベーションを保つ秘訣、プラセスの魅力などについて伺いました。
PLASESS MEXICOで副社長を務める山村と申します。
現在はメキシコ工場の責任者として、生産、品質管理、顧客対応などの役割を担い、現地社員の人材育成も行っています。
プラセスに入社したきっかけは、プラスチック加工に興味があったからです。
幼少期にラジコンやミニ四駆、プラモデルなどで遊んでいたこともあり、プラスチック製品は私にとって身近な存在でした。
プラスチック加工に興味を持ったのも、そういったプラスチック製品を自分でカスタマイズすることを楽しんだ経験があったからです。
また、親戚や周囲にプラスチック加工の会社で働いている人が多く、私もこの業界で働きたいと思っていました。
育ちが会社所在地の隣の豊橋市だったので、そこから通勤が可能なプラスチック加工会社を探していました。
見つかったいくつかの会社の中で、プラセスなら自分のやりたいことができると思い、入社を決めました。
他の会社は大手ですが、プラセスだからこそできることがたくさんあり、海外経験などグローバルな仕事も任せてもらえたので、入社して良かったですね。
社内で基本的な報連相ができていれば、いろいろなことにチャレンジさせてくれる風土があり、判断を自分たちに任せてもらえる環境が整っています。
もちろん、その分責任を強く感じることもありますが、それ以上に「自分が正しいと思うこと」や「試してみたかったこと」に挑戦できる喜びがあります。
特に海外では、日本よりもスケールやフィールドが大きくなるため、常にやりがいを感じ、フレッシュな気持ちで取り組むことができるんです。これが、高いモチベーションを持ち続けながら長く働けている理由だと感じています。
また、仕事以外のプライベートな部分でも多くの経験を積むことができ、視野を広げられるのも大きな魅力です。
私はこの会社に入社してから、さまざまな世代の方々と共に仕事に取り組んできました。
例えば、管理型の厳しい上司や、職人気質で口数が少ない上司など、タイプの異なる上司に仕えた経験から、多くのことを学ぶことができました。
その中でコミュニケーションに困ったことは一度もありません。
以前は海外の担当者とのミーティングを、向こうの時差に合わせて朝3時に設定することもありましたが、相談した結果、現在では双方にとってちょうど良い時間で行うようになりました。
また、社長の方針で報告書の提出も必要最低限に抑えられているため、業務に集中できる環境が整っています。
社長とはもともと距離が近く、10年ほど前から一緒に仕事をするようになりましたので、今はプライベートのことも遠慮なく話すことができるんです。
他の役員とも、必要な際にはLINEで気軽に連絡することができるため、上長とのコミュニケーションも非常に取りやすいと感じています。
社長からタイ工場への赴任を命じられた際、「日本の常識は海外の非常識、海外の常識は日本の非常識」という言葉が印象的でした。
タイに赴任した当初は「日本ではこうだ!」という価値観が常にあり、その結果、何度も失敗を繰り返しました。
失敗した数は、プラセスの中でもトップクラスに多い方です。
しかし、失敗を繰り返す中で何が問題なのかを考えた際に、原因は自分自身のエゴであることに気付いたんです。
そこで、自分の言動を改め、毎朝の挨拶や感謝の言葉を口にするということを心がけた結果、徐々にチームとして機能するようになり、最終的には課題を達成することができました。
また、現場からの報告に対しても、自分の目で「見る」ことや、自分の耳で「聞く」ことを徹底することで、正しい判断を下せるようになりました。
このことは今も自分の中で大事にしている貴重な経験です。
少し遠回りをしましたが、海外赴任の経験を通じて人として大きく成長することができたと思っています。
海外に赴任すると、どこに行っても毎回私が一番の新人から始まるんですよ。
最初は私のことを受け入れてくれないですからね。
現地に順応するために、人を知り、文化を学び、仕組みを覚えることを心がけています。
そうすることで、少しずつ人間関係を築くことができ、やがてチームとしてまとまりが生まれてくるんです。
チームが形成され始めたら、1つずつ問題に取り組みます。
時には、はね返されることもありますが、どんな些細な問題であっても、1つ解決できたときは嬉しいですよね。
このときに生まれるチームの笑顔こそが、仕事の醍醐味であり、私にとってのやりがいです。
国内の工場は無借金経営を継続しており、海外拠点5カ国、8拠点まで会社は成長しています。
大企業の方々からも、仕事を通じて「プラセスは凄い会社だね!」という、お褒めの言葉を何度も頂戴しました。
プラセスの強みは、中小企業ならではの判断スピードや行動力です。
社訓にある「時代とニーズに合わせた品質の提供」をベースに今後も継続していくことにより、会社の未来は明るいと思っています。
仕事である以上、厳しい一面も経験するかもしれませんが、プラセスでは面倒見の良い上司や同僚があなたを支えてくれます。
海外で仕事をすることもできますし、海外経験をすることで人間力を上げることもできますので、大きいスケールやフィールドで働きたい方は大歓迎です。
将来、たくさんの方々と一緒に仕事ができることを楽しみにしております。
今回は、株式会社プラセスの山村さんに、海外赴任のご経験や長くモチベーションを保つ秘訣、プラセスの魅力について伺いました。
「いろいろなことにチャレンジさせてくれる風土がある」「自分が正しいと思うことや試してみたかったことに挑戦できる」という山村さんのお話がありましたが、そこがプラセスの一番の魅力であり、将来性を感じる部分だと思いました。
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挑戦できる環境があり、人間的にも成長できる企業に興味をお持ちの方は、ぜひ一度、プラセスの口コミに対する回答を入社の判断材料としてお役立てください。
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