肉体労働について
仕事内容2024年11月14日 公開
「非常に重い荷物を持つような、過酷な労働環境だった」と聞いたのですが、体力に自信がないため心配です。実態はいかがでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
生産ラインへの原材料投入など、業務の過程によっては人力で重量物を運搬する場面がございます。
ただし、会社としては労働契約法に基づく安全配慮義務(※)を遵守していることはもちろん、社員の身体的負担を少しでも削減するべく、以下の現場作業時のルール遵守を徹底するよう通達しております。
例えば、以下の重量以上は2人作業の指示をしております。
【断続作業の場合】
1回限りあるいは断続的作業は
男性
・満16歳以上満18歳未満…30㎏
・満18歳以上…規定なし
ただし、満18歳以上でも55㎏が限度
女性
・満16歳以上満18歳未満…25㎏
・満18歳以上…30㎏
こちらの基準は、厚生労働省が推奨する重量を遵守しております。
また、重量物を運搬するような業務は一日の業務時間の内、約半分ほどであり社員の負荷を鑑みて複数人で行うこともございます。
この他、厚生労働省が定めた指針に則り、長時間の立位作業では片足を乗せておける足台や、立位のまま腰部を乗せておくことのできる座面の高い椅子などを利用し、長時間の座位作業では立位姿勢を適宜取れるよう配慮しております。
ただし、個々の感じ方には個人差があるため、過酷だと感じることもあるかと思います。
身体的に過度な負担を感じる場合には、上司に相談し業務や職場環境の改良、改善をする事もできます。
また、社員の安全衛生については、各事業所と安全衛生課が一体となって、様々な取り組みを行っています。
加えて、社員の安全や健康に配慮した取り組みとして、「メンタルヘルスに関する講習会」「ストレスチェック」「長時間管理」などを定期的に行っています。
今後も社員がより安心して快適に働けるよう、現場作業の安全確保に努めてまいります。