譲渡が困難な犬について
体制について2023年7月24日 公開
重い病気や障害などで譲渡が難しいワンちゃんも、ピースワンコさんは見捨てず引き取っていると聞きました。そのようなワンちゃんはどのくらいの割合でいるのでしょうか。
当メディアよりピースワンコ・ジャパンの担当者にインタビューをいたしました。
犬の引き取りは月に2回ほどの頻度で行い、一度に引き取る頭数は15~20頭に上るとのことです。
そのうち、20~25%(4~5頭)は高齢犬や野犬、簡単には治らない傷病、障害を持つ犬だと伺いました。
ピースワンコ・ジャパンは「全国の殺処分数ゼロ」を目指して受け入れ拒否を行わないことから、譲渡が難しいことがわかったうえで上記のような犬たちを引き取っています。
そのため、施設での暮らしを遠方から家族として支援してくださる方を募集する「ワンだふるファミリー」という活動を行っているとのことでした。
同様の制度を日本で運用しているケースは知る限りでは他になく、譲渡が困難な犬も積極的に引き取っているピースワンコ・ジャパンだからこその取り組みと伺いました。
「ワンだふるファミリー」に登録すると、支援する犬からファミリー証明書とお手紙が届くとのことです。
また、ピースワンコ・ジャパンのブログでは犬の日常の様子が分かり、人間に会える状態なら犬舎で直接面会もできるとお聞きしました。
「ワンだふるファミリー」にご興味がある方は、ぜひ下記ページもご覧くださいませ。
https://peace-winds.org/wfamily/