教育方法について
研修・教育・フォロー体制2024年5月1日 公開
「OJTはあるものの、“仕事は見て盗むもの”という先輩が多いため、しっかり教育してもらえない」という書き込みを見ました。実態はいかがでしょうか?
ご質問をいただきありがとうございます。
一昔前は確かにそのような考えの社員もいたかもしれませんが、時代の変化や、事業規模の拡大に伴う多くの新入社員受け入れにより、社内の考え方も様変わりしてきております。
伝統的な「見て盗む」スタイルだけでは、時代の変化に追随し、弊社の理念である「産業の進歩に貢献」することが難しくなってきております。
そのため体系的で実践的なトレーニングを提供することで、全社員が各自の業務で最高のパフォーマンスを発揮できるよう努めております。
はんだ付けやネジ締めなどの基本的な作業手順や品質管理については、品質保証部が動画マニュアルを作成し、共有しております。
これにより一定の作業手順やポリシーが明確に示されるため、一貫性のある業務が可能となると考えております。
一方で、弊社はオーダーメイドが中心で製品ごとに特有の技術や工程が必要とされるため、一貫したマニュアル作成が難しいのが現状です。
その部分についてはOJT(On-the-Job Training)が基本となりますが、指導者によって指導内容の差異が発生しないように、必須で学ばなければいけない知識や取得するべき資格は明確に定めております。
そして、製品ごとの業務に合わせて短期的な目標を決めて指導をしております。
また、指導にあたる管理職や中堅社員には、管理職研修や中堅社員研修などの研修を通じて、後輩育成の考え方や効果的な指導方法を教育しております。
今後も社員が技術や知識を効果的に習得し、持続的に成長できる環境を整えるため、改善を続けてまいります。