
残業時間について
残業2025年10月28日 公開

エンジニアが派遣される企業の労務環境はさまざまかと思いますが、残業時間の実態はいかがでしょうか。残業時間の削減に向けた取り組みなどもあれば教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
まずは、残業時間の実態についてご説明いたします。
お客様先で業務を行うエンジニアの労働時間管理は、私たちが最も重視している責任の一つです。
エンジニア職の場合、直近の集計による月平均残業時間は約11時間(2024年度実績)です。
プロジェクトのスケジュール進行により繁忙期が発生した場合には、残業が増加する可能性があります。
なお、弊社では労働基準法第36条に基づき時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を適正に締結しており、所轄の労働基準監督署へも協定届を提出済みです。
次に、残業時間の削減に向けた取り組みをご説明いたします。
各事業部・課で対応の差はありますが、具体的に以下の取り組みを行っています。
〈残業時間の削減に向けた取り組み〉
【お客様先へ状況の確認】
お客様と連携を図り、業務量やスケジュールの調整に関して交渉・要望を行い、残業時間の抑制にご協力をお願いしています。
【本人ヒアリングならびに面談の実施】
キャリアアドバイザー(CA)との定期面談に加え、CAと営業担当が連携し、必要に応じてフォロー面談を実施しています。
【有給休暇取得促進などの声かけ】
フレックスタイム制を導入しているお客様先では、社員に対して積極的な活用を呼びかけています。
また、残業時間が多くなった社員に対しては、心身の健康状態の確認や早期ケアを目的として、産業医による面談を実施しています。
さらに、残業時間の多寡にかかわらず、全社員を対象としたストレスチェックを定期的に実施しています。
このストレスチェックは、社員一人ひとりのストレスの程度を把握することを目的としており、自身のストレスに気づくきっかけとなるとともに、職場環境の改善やメンタルヘルス不調の未然防止にもつなげています。
引き続き、残業時間の削減に取り組むとともに、健全で働きやすい職場環境の維持・向上に努めてまいります。
