
企業の将来性について
会社の将来性2025年10月28日 公開

御社では主力製品であるチタン事業に加え、新しい製品開発にも取り組まれていると伺いました。市場のニーズをどのように把握し、製品の価格や技術的なこだわりに反映されているのでしょうか?また、今後の製品開発における方針についても教えてください。
弊社はBtoBの中でも川上の工程を担っているため、汎用的な製品を大量に展開するというよりも、社会に不可欠でありながらニッチな分野に特化した技術や製品を提供してきました。
市場ニーズについては、シンクタンクやコンサルティング会社のレポート、学会やセミナーで得られる技術情報をもとに仮説を立て、開発の初期段階からお客様への提案を行いながら確認しています。
大手とは異なるアプローチで、高い付加価値を生み出す製品やサービスの開発を基本としています。
製品開発においては、チタンのリーディングカンパニーとして培ってきた世界トップレベルの技術を基盤とし、他社が保有していないニッチな技術を活かしています。
これらの技術を起点に、既存事業とのシナジーを重視しつつ、新たな製品やサービスを生み出しています。
社会に求められるニッチな製品群を手掛けていることも、弊社ならではの特徴です。
さらに、2021年10月には営業・技術・企画のメンバーを横断的に配置した新規事業開発の専門組織を立ち上げました。
縦割りではなく一体的に連携し、これまでの強みに加えて市場の声をより的確に反映した開発を進めています。
また、社内の連携に加えて、社外との連携(オープンイノベーション)も積極的に進めていきたいと考えています。
我々の持っている技術だけでは達成できない事業については、共創する先を探索し、互いの持っている技術を融合することを一つの視点として持って、開発を推進しています。
