
コロナ禍の影響について
企業の方針2025年7月10日 公開

不動産業は景気の影響を受けやすいと思うのですが、コロナ禍の影響はありましたか?
- 回答者
- 山根 正義(ヤマネ マサヨシ)
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
まず、コロナ禍を通じて、住まいに対するニーズがどのように変わったかをお話します。
弊社実施の調査によると、新型コロナウイルスの流行を受けて「戸建て住宅の購入意欲が高まった」と回答した方は全体の82.3%に上り、住まいに対する価値観に大きな変化があったことがわかりました。
特に「隣人の生活音を気にしなくてよい」「集合住宅のようなルールに縛られない」といった戸建てならではの自由度の高さが見直され、ファミリー層を中心に戸建て志向が一層強まったことが弊社の販売傾向からも感じ取れます。
さらに住宅市場全体としてもコロナ禍での在宅勤務やおうち時間の増加によって「広くて快適な住まい」を求める声が高まり、住宅需要が急増した一方で、高齢者を中心とする売却控えによって供給が減少しました。
こうした背景を受け、弊社では都心・駅近エリアでの戸建て供給に注力し、多様なライフスタイルに合った住まいの提案を強化してきました。
その結果、コロナ禍を経てもなお、安定した経営を継続しています。
今後も社会情勢の変化を的確に捉え、柔軟かつ迅速な事業展開を行ってまいります。