営業職のノルマについて
営業ノルマについて2024年8月9日 公開
不動産の営業職といえば、正直「ノルマがキツそう」というイメージがありますが、貴社はいかがでしょうか?ノルマを達成できなかった場合、何らかのペナルティがあるのでしょうか?
- 山根 正義(ヤマネ マサヨシ)
貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社は成長企業であり、中期経営計画での通り、さらなる成長を望み、最終的には日本一を目指している企業です。
この目標は、全社員が一丸となって目指さなければ到底達成できないような挑戦的な目標です。
そのため弊社では、個々人に設定している「目標」がございます。
弊社では、主に成果が給与や等級に反映されやすい人事評価制度を導入していることから、大幅な未達成の状態が一定期間継続する場合には、給与や評価の見直しをし、本人と面談の上、調整することもございます。
一方で、達成時には「昇級」「昇給」「昇格」などに反映されますので、仮に減給や降格を経験したとしても、再起を図り、皆で励まし合いながら奮起する社員が大勢いる環境です。
また、営業職社員は上記の設定目標を達成するために、期日から逆算して達成までの計画を作成します。
具体的には「1日あたりの行動数目標」「1ヶ月あたりの売上目標」などに落とし込み、これらの計画に沿って日々の営業活動に取り組んでいます。
このような流れや業界的な印象から、ご入社前にご不安に思われることは当然あり得ると思います。
本件については、弊社としてもご入社前にご理解いただくべき内容であると考えておりますので、面接の場などでもしっかりご説明いたします。
是非遠慮なくご質問いただければと思います。
最後にお伝えしたい点として、営業職社員の「目標設定」や「目標達成」は、あくまでも「最終的な目的を達成するための手段の一つである」と捉えていただきたく思います。
「最終的な目的」とは、会社全体のビジョンや経営計画の実現だけではなく、社員個々人が理想とする生活や人生(収入や働き方等)を実現するということです。
加えて、私どもが本質的に追求すべき「顧客満足の向上」なくしては目標を達成することも当然できません。
目標を達成することだけを目的とした、お客様のご迷惑になるような過度な営業活動などが行われたり、過度な個々人へのプレッシャーによる、マイナスな影響が出ることを防止するためにも、上記のような本質的な考え方を常に念頭に置き、日々の営業活動に臨むよう指導に努めています。
加えて、弊社は比較的早い段階からDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んできたことから、多くの顧客データの蓄積ができております。
それらのデータを活用してデータサイエンスにより分析を行い、2024年度より、営業スタッフの効果的な行動を導くための実証を行っております。
すでに一定の効果が見られておりますが、本実証によりさらなる生産性の向上や人材不足の解消、「働き方改革」の実現を目指して取り組んでいく予定です。
https://openhouse-group.co.jp/news/release/pdf/20240315_1.pdf
目標やノルマについては、メリット・デメリット両軸から是非対面にてご説明もできればと思います。
ご不明点やご懸念点などがございましたら、是非お気軽に人事担当者にお声かげくださいませ。