
資格取得に伴う業務の違いについて
資格2025年7月23日 公開

「資格を取得したら、そのぶん成果を求められそうだと感じた」という口コミを見ました。実際に、資格を取得したら仕事のハードルが上がるのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
「資格を取得したら成果を求められそう」との口コミについては、少し齟齬がございます。
弊社が社員に取得を求める資格は、弊社で業務において必要なものです。
例えば下記のような資格が挙げられます。
・建築施工管理技士(1級、2級)
・土木施工管理技士(1級、2級)
・造園施工管理技士(1級、2級)
・二級建築士
施工管理職については、受験資格を得たらまず『2級施工管理技士』の資格を取得していただきます。
しかし2級は担当できる案件の規模が小さいため、大きなプロジェクトにおいては補助要員にしかなれません。
そこで受験資格が得られ次第『1級施工管理技士』の取得を目指していただきます。
1級が取得できてようやく弊社では一人前の施工管理技術者となります。
また設計については、建築基準法の知識なども必要になりますので、『二級建築士』を取得していただきます。
さらに遊具の設計や施工に携わる方には、『公園施設製品安全管理士』及び『公園施設製品整備技士』などの資格も取得していただきます。
上記でご説明した資格は、いずれも「取得を推奨している」ではなく、弊社を含む建設業界においては必須ともいえる資格です。
こうした資格取得にあたっては、会社側もさまざまな支援を行っています。
例えば下記のようなフォローの仕組みがあります。
・受験テクニックの指導
過去約10年分の出題傾向を踏まえて、出題される可能性が高い分野を集中的に指導する。
・無料セミナーへの参加
1級建築施工管理技士と1級土木施工管理技士については、建設業協会が主催する無料セミナーがありますので、そちらに参加していただきます。
・受験前の模擬試験
本試験1週間前には、社内で模擬試験を実施します。
合格ラインに到達していない方は、残りの1週間で苦手分野を徹底的に指導します。
いずれの資格も、きちんと仕事に取組み、知識・経験を蓄えていけば取得できるものです。
先輩や上司を含め、会社全体でフォローしますので、ぜひ一緒に取得を目指していきましょう。