
サービス残業について
残業2025年3月6日 公開

「長時間残業をすると注意されるため、打刻せずに作業していた」と投稿にあったのですが、本当ですか。
ご質問をいただきありがとうございます。
過去には、業務を完遂しようとする責任感や、上司からの時間外勤務への注意(残業代の発生回避)の板挟みから、退勤打刻後にサービス残業を選択する社員がいたことを認識しています。
企業としては当然のことながら看過することはできません。
本人および上司に対して労務管理指導を実施し、真正な労働時間を調査して時間外手当を支払いました。
同時に、サービス残業等が重大な労働法規違反であることを社内で周知し、管理者に対し、法令遵守(コンプライアンス)の徹底の周知も行いました。
現在では、「サービス残業をしない・させない」という方針のもと、各部門のトップが徹底した管理を行っています。
全社員に対し「タイムカードを正しく打刻すること」「休憩時間が取れない場合は申告すること」を指導するとともに、警備会社による建屋の開閉履歴や監視カメラの記録を活用し、打刻履歴が適正かどうかを確認しています。
また、当社は固定残業制度を導入しています。
ほとんどの社員は固定残業時間内で勤務していますが、繁忙期などで固定残業時間枠を超過する場合もあります。
その際は勤怠管理システムで超過分を把握し、適切に残業代の支払いを行っています。
万が一、適正な勤怠管理が行われていないと感じることがあれば、社内外に設置している相談窓口に相談が可能です。
これからも適正な勤怠管理の徹底と労働環境の改善に取り組んでまいります。