
カウンセリングへの対応姿勢について
対応・フォロー2025年6月27日 公開

相談内容に対して、ネットで調べればわかるような話を無感情に伝えられたという声がありましたが、実際はどのように対応しているのでしょうか。
貴重なご質問をいただき誠にありがとうございます。
ご相談いただいた方にそのような印象を与えてしまったことについて、まずはお詫び申し上げます。
当法人では、画一的な情報提供ではなく、できる限り相談者一人ひとりの背景やご状況を踏まえたうえで、丁寧に向き合うことを基本姿勢としています。
ただし、相談が複雑化しやすい場合には、個別の見解に入る前段階として、全体像を理解していただくために一般的な傾向や知見を最初にお伝えすることがあります。
その際、語り口が事務的に聞こえてしまうことがないよう配慮しているものの、伝え方次第で冷たく感じられてしまうこともあるということを、真摯に受け止めております。
実際の相談対応では、受付段階の内容だけで判断せず、冒頭で「本当に知りたいことは何か」を改めて確認するようにしています。
そのうえで、状況の整理や感情面のケアを意識しながら助言を行っております。
また、カウンセラー全体では、業務開始前にその日の対応方針や注意点を確認し合い、終了後には振り返りの場を設け、課題や伝え方の改善点を共有しています。
今後も情報提供や表現の仕方についての研修を継続的に実施し、より納得感のある相談対応を目指してまいります。