単純作業削減への取り組みについて
仕事内容2024年11月13日 公開
「基本的に単純作業を繰り返す仕事で続けていきたいと思えない」という口コミを見ましたが、単純作業を減らすための取り組みはありますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
10年ほど前は、製造現場において単純作業が多かったことは事実です。
しかし、主要製品の製造作業の多くはロボットによる自動化を進め、以前と比べて大幅な業務効率化を実現しています。
単純作業を最小化し、より付加価値の高い業務を人が担うという体制に段階的に移行しており、弊社独自の「カイゼン」活動である「NPM」を通じて作業のムダを削減すべく取り組んでいます。
ただし、業務効率化のために自動検査機を多数導入している現在においても、機械の設定や工程の最後の仕上げ段階で行う目視検査など、製品の品質維持のためにあえて自動化していない、またはできない単純作業もあります。
加えて、船用の大型バルブなどロボットでは対応できない製品も、従来どおり人の手で製造しています。
製造現場以外の間接部門でも、手順の決まったルーチンワークを行うことがあります。
こうした業務では、集中力、正確で素早い対応が求められます。
もちろんルーチンワークだけを行うのでなく、様々な業務を行っています。
なお作業手順書については、実態を検証し、無理のない手順書に随時更新を行っています。
大前提として、新たな事業や付加価値を生む仕事を増やすために、自動化できる単純作業は着実に自動化していくという方針は、今後も変わりません。
引き続き業務効率化を図り、社員が意欲的に働ける職場環境づくりを進めてまいります。