総務と支店の隔たりについて
職場環境2024年9月13日 公開
過去に支店に勤務されていた方からの投稿で、「総務のやり方に不満を持っている社員が多い」という投稿を見ました。実態はいかがでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
10年程前は現在と比較して社内の体制が十分に整っておらず、随所で課題を抱えておりました。
上記の背景から、経営層に対して不満を持っている社員が多かったことは事実です。
その中で矢面に立っていたのが主に総務だったため、総務が名指しされたのだと思われます。
これらの課題を解決するために、一つ一つ問題点を洗い出し、改善に向けた以下の対策を講じました。
■経営体制の刷新
全社において意見を発信しやすい風土を醸成するため、2019年6月に経営体制を刷新しました。
■新人事制度の導入
2021年度から3年の移行期間を設け、新人事制度(昇給の仕組み化・管理職の再定義)を導入しました。
■申請書類の電子化
過去には、会議資料や申請書類が全て紙ベースであり、膨大なコストがかかっていました。
そのため2017年度から会議資料のデジタル化を順次進め、2023年度には稟議書を含むすべての申請書類の電子化を完了しました。
■基幹系ERPシステムおよび勤怠管理システムの導入
2018年度から両システムを導入し、情報の一元管理、業務プロセスの効率化や、勤怠管理の正確性が向上しました。
これらの取り組みにより、業務プロセスの効率化、経営の合理化が進み、業績も大幅に改善しました。
しかし「本社と各支店との一体感」という点ではまだ課題が残っていると考えていますので、引き続き改善を行ってまいります。