
配送ドライバーの健康管理について
企業の方針2025年1月8日 公開

配送ドライバーの睡眠不足による事故のニュースを時折目にしますが、事故を防止するための取り組みがあれば教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
まず事故防止の取り組みとして、トラックや営業車にはバックモニター、衝突センサーなどの安全装置を導入しております。
加えて車両の走行データを収集するシステムも導入し、納品状況にあわせ、より効率的な配送コースへと見直しができるようになりました。
このように新たなシステムを用い、従業員の負担を減らしながら、より安全に働きやすい環境を整備しています。
また、配送ドライバーは、物流によって社会を支える重要な存在ですので、安全教育にも特に力を入れています。
具体的な取り組みとして、年に3回の安全運転研修を実施しています。
安全運転研修では、過去に発生した事故の事例やそれに対する再発防止対策、運転マナーについて学び、事故防止に向けた意識向上を目指しています。
さらに、毎月「交通安全ニュース」と「健康ニュース」を配信し、安全運転と健康管理について注意喚起をしています。
配送ドライバーは、お客さまの希望に合わせて配送するため、決まった時間に休憩を取るのが難しい職種です。
そのため、お昼休憩(60分)を2度に分けて取得するなど、各自の体調等に合わせ工夫して休憩することを奨めています。
さらに、お昼休憩とは別に午前と午後に15分ずつ休憩時間を設け、合計90分の休憩を取得することで、従業員の過労を防止しています。
他にも、朝早くから勤務した日は、なるべく残業せずに早く帰るように促し、運転中に眠気を感じたら無理せずに休憩するように指導しております。
今後も、配送ドライバーが安全に業務を行えるよう、教育に努めてまいります。