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ナイス株式会社

住宅建築用資材・木材の国内流通、及び輸入事業、新築住宅事業・不動産仲介事業など

神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-33-1 ナイスビル

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2025年6月24日 公開ナイス株式会社の若手社員にインタビュー!幅広い業務を経験できる会社で自己成長を叶えられる

PR インタビュー

ナイス株式会社は、木材・建材・住宅設備機器といった建築用資材の流通や、住宅分譲・不動産流通事業などを手がける会社です。

「建築資材事業」と「住宅事業」の2つを中核とし、「建材商社×不動産」の総合力を発揮しているのが強みです。

この記事では、ナイスの脱プラ・木質化R&Dセンターで活躍する志村将宏様にインタビューを行い、入社の経緯や働きがい、職場環境などについて伺いました。

 

-入社から現在まで、どのようなお仕事をなさってきたのでしょうか。

2019年4月に新卒で入社し、住宅事業本部の設計部で、分譲一戸建住宅の設計に携わりました。
その後、管理本部の総務部に異動し、本社総務業務や株主総会の運営などを経験しました。

2021年、70周年記念事業での提案が評価されたことを契機に経営企画部に配属され、本社ビルのリノベーションや収益物件の木質化(鉄筋、鉄骨などの建物の主要構造は変えず、内装や外装を木材で仕上げる建築手法)リノベーションを行い、付加価値をつけて再販するプロジェクトの担当者になりました。

2023年には、木材特建事業部の木質化推進室を経て、脱プラ・木質化R&Dセンターに配属されました。

現在は、ゼネコンや設計事務所、事業会社の施設担当者に対して、商業施設やオフィスビル、文教施設など非住宅建築の木質化をご提案する営業活動に従事しています。

 

-貴社への入社を決めた理由を教えてください。

学生時代にナイスが毎年開催していた「木と住まいの大博覧会」の大学ブースで研究発表したのをきっかけに、この会社を知りました。

当時から「建築」と「木材」の両面にかかわる仕事をしたいと考えていたので、特に木材流通に強みを持つナイスへの就職を決めました。

 

-業務の内容について、入社前後で感じたギャップはありますか。

「木と住まいの大博覧会」に参加した当時は、展示内容を見て、資材や住宅、森林活用に力を入れている会社という印象がありました。
博覧会ではひとつの空間の中に、「住宅の木質化・木造化」「木材の加工・工法」「原木や製材の販売・流通」など、さまざまな事業の要素が詰め込まれています。
そのため、包括的な一つの塊として見えていました。

住宅事業本部で分譲戸建ての業務に携わるようになってからは、ハウスメーカーとしての特性が強い一方で、開発事業にも力を入れていることを知りました。
また、実際に入社してみると、資材事業と住宅事業は、それぞれ別会社のような形で協業していることが分かりました。
その点は、少々ギャップを感じた部分と言えるかもしれません。

また、入社後のOJTでは、年齢が離れている社員の方と一緒に仕事をすると考えていましたが、実際にOJTを実施してくれたのは、1歳上の先輩でした。
設計部は若い社員が多く、周囲のメンバーとも予想していた以上に話しやすいという印象を持ちました。

ナイス

 

-さまざまな部署での勤務を経験してきた中で、自身の成長につながったと感じるエピソードがあれば、お聞かせください。

管理本部での業務を経験したことで、相手の立場に立った目線で課題解決に向けたご提案をする意識が醸成されたと思います。

総務部の仕事は、多くの社員からの様々な要望に応えることです。
また、経営企画部では本社ビルのリノベーションに携わったのですが、コストやメンテナンスを考慮しつつ、「せっかくリノベーションをするなら、こんなオフィスにしたい」という社員の思いも汲むようにしました。

営業の立場では、「とにかく買ってください」という話になりがちですが、顧客側の目線に立つと、そこまで単純な話ではありません。
管理本部での経験から、相手の要望を汲み取りながら、落としどころを見つけようという意識が身につきました。

 

-そのような経験が、実際の営業活動に活かされたケースはありますか。

大手コンビニチェーンのフランチャイズや、保育園などのオーナー様に、「木を使うと、このような良い変化があります」とプレゼンできるようになりました。

たとえば、顧客が「オフィスをリノベーションしたいが、コストを抑えながら従業員の満足度も向上させたい」と悩まれていた際、コスト削減の視点と従業員目線での快適性向上の視点を織り交ぜて、「効率性と働きやすさの両立」をテーマに提案を行いました。

具体的には、木質化による心理的なリラックス効果と健康面でのメリットを紹介し、さらに経済性を考慮したメンテナンスコスト削減のプランを示したところ、納得していただき、話を進めることができました。

管理本部で培った「相手目線で考える姿勢」と「全体的な調整力」の重要性は、営業現場においても大いに役立っていると感じています。

お客様の不安な部分について、自分なりに先回りをしながらご提案するようなイメージで仕事をしています。

 

-日々の仕事を通じて、どのような働きがいを感じていますか。

自分がご提案した木材を使った建物が竣工し、設計者様やお施主様に仕上がりをご満足いただけたり、多くの方々に使っていただいたりすることにやりがいを感じます。

ほかにも、自社素材の独自性についてお客様に驚きを感じていただけることが多く、ご提案の場でそのような反応があると面白さを感じます。

 

-どういう点に驚かれるかを詳しく教えてください。

例えば表層部をプレスで圧密した「Gywood®(ギュッド)」のテクノロジーがあります。
これは、天然の無垢材の風合いはそのままに、素材の「傷つきやすさ」や「湿度・温度の変化による膨張、収縮」などの弱点を克服する技術です。
高度なテクノロジーそのものへの驚きもありますし、この商品が世に広まることで、「日本の森林を守る」という社会課題の解決や、サプライチェーンへの貢献につながるというストーリーへの驚きもあります。

木材を活用しようと考えてくださっているお客様は、木を使うことがエコだという一般的な理解はお持ちですが、テクノロジーとストーリーについて細かくお伝えすることで解像度が高まります。
その結果、木材を使っていただくことの意義を、より強く感じていただけるようになると思います。

 

-貴社に関するネット上の口コミには、「企業としての将来性がない」「木材業界自体の未来がない」などの書き込みがあります。自社や業界の将来性について、どのように感じていますか。

このようなご指摘は、木材の主要用途である住宅の着工戸数が、人口減少によって下降傾向にあることを受けてのものかと思います。

しかし、循環資源である木材への注目度は逆に高まっています。
特に、従来は木材との関わりが薄かった小売・物流・サービス・教育業界などからの需要が高まっていると感じています。

新たな市場で販路を拡大するには、安定した供給体制や高い品質など、その市場が求めるニーズを満たす素材であることが必要です。
生物資源である木材の課題は、各業界のニーズをいかに速やかに満たしていくかということです。

木材にルーツを持つナイスが「進化した無垢材」の開発を行い、新たな市場の開拓から供給まで一気通貫で担うことは、非常に社会的意義が大きく、将来性がある取り組みだと感じています。

ナイス

 

-ネット上では、貴社の働き方について「営業所によってはサービス残業をしている」などの記述も見受けられます。実際に、そのようなことがあるのでしょうか。

会社としてはWeb勤怠管理システムを導入し、月次でモニタリングしたデータを労務推進委員会や組合と共有しています。
私も実際に、労務推進委員としてデータを見る機会がありましたが、毎月の残業時間や、残業の申請時間と実労働時間の乖離は、年々減少しています。

最近は特に、仕事と私生活を両立させることの重要性を打ち出しており、働きやすさが増したと感じます。

例えば、働き方については、転勤の有無や仕事内容(基幹業務・事務)に応じて複数の働き方コースを設け、ライフステージの変化や自身の価値観に合わせて、コースの転換ができます。
これにより、柔軟にキャリアプランを描くことができます。

こうした取り組みを通じて、社員の多様なライフスタイルに寄り添いながら働きやすい環境を目指しています。

全社で生産性の向上や労働時間の削減に取り組んでおり、現在は19時までの退勤を原則とし、徹底に努めております。

 

-「自社のここが特に魅力」と感じている点を教えてください。

私自身が様々な部署を経験したということもありますが、建築資材の中間流通を担い、建築物も供給する会社として、製材所やメーカー、ゼネコン、エンドユーザーなど、様々な立場の方と接点を持てることが魅力だと感じます。

それぞれの立場で独自の視点を持つ方々とお話しすることが良い刺激になったり、新たなアイデアのきっかけになったりしています。
製品開発から仕入れ、営業という一連の流れに全て携われるという環境が、自身の成長にもつながっていると思います。

これからも、木材を取り巻くサプライチェーンの方々とお話しすることで、お客様が知りたい情報を蓄積し、より良いご提案ができるようにしていきたいと考えています。

 

-貴社で働きたいと思っている方へ、応援メッセージを一言いただけますか。

ナイスは建築資材事業、住宅事業ともに、新たな価値の創造に取り組んでいる最中です。
歴史ある会社でありながらチャレンジを歓迎する社風があり、自分自身のアイデアや意欲次第で非常に面白い仕事ができると思います。

実際の業務に必要な知識やスキルは、研修や周囲のフォローアップで身につけることができます。
ぜひ安心して入社してください。
一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!

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