口コミ・評判に対する企業の
公式見解が見られるメディア「kai」

株式会社NCI採用担当です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。

弊社では、残業時間削減の取り組みとして、業務の「DX推進」を図っております。具体的には、「業務効率化のためのツール」を導入することで、一つ一つの業務の「工数」を削減し、業務効率化を進めております。

例えば、2年前(2021年)から『Staff Express(スタッフ エクスプレス)』という基幹システムを導入し、バックオフィス業務を効率化しました。

2年前までは稟議書はFAXで送付していましたが、WEB化したことで作業スピードが格段に早くなりました。WEB化してからは、稟議に関わる全てのやり取りを「1日以内」に終えることが可能になりました。

また、WEB化したことにより、「稟議書が今どういう状態にあるのかを第三者(上司)が管理・チェックをする」という手間がなくなりましたので、管理コストも減ったと思います。

また、勤怠は4年前(2019年)からWEB化し、「紙の勤怠表」から「WEB打刻ツール（勤怠システム）」に移行しました。

現在は、弊社の社員だけが勤怠システムを使える状態ですが、将来的には別システムにて弊社の派遣従業員も使えるようにする予定です。派遣従業員はあらゆる企業に派遣されて就業していますので、勤務先企業によっては勤怠システムを使用しにくい（紙の勤怠表の方が便利である）という課題があります。

しかしながら、勤怠管理の管理コストや正確性を加味すると、やはり「紙の勤怠表」よりも「WEB打刻ツール（勤怠システム）」の方が便利であると感じております。一つ一つの派遣先企業での課題を解決し続けることで、ゆくゆくは全ての派遣先企業で勤怠システムを導入できるように、今取り組みを進めております。

他にも、2021年夏より「お客様(派遣登録者)の管理」をWEB化いたしました。

最初はお客様より「紙の履歴書」をいただきますが、履歴書に書かれている情報を全てデータベースのツールに入れて管理しております。導入前は履歴書を全て手作業で管理していましたが、WEB化したことで「派遣登録先の企業様へ派遣スタッフをご案内する業務」と「登録スタッフへのお仕事紹介」がスムーズになりました。

履歴書をWEB化し、システムの中で管理することで「登録者の『希望勤務条件』『保有スキル』『過去の職歴や経歴』にマッチした派遣先企業を探す」という作業が容易になりました。

作業スピードだけでなく、マッチングの質も向上したと思います。お客様情報をシステムで管理しているので、登録漏れのようなトラブルがなく、安全に管理することができています。

例えば、派遣先企業に「この資格を持っている人を優先して採用したい」というような希望条件がある場合、「お客様(派遣登録者)の管理システム」で検索して、「その資格を保有している登録者だけを絞り込む」ということができます。

次に、その資格を保有している登録者たちの中から、登録者ご本人が希望する詳細条件(勤務可能な場所や日数など)もマッチする人をさらに絞り込みます。希望条件に合致する人を選定した後は、登録者ご本人の勤務意思を確認した上で、登録者ご本人を派遣先企業にご紹介するという流れになります。

今後も業務のDX化を推進し、残業時間の削減や業務効率化を進めてまいりたいと思います。