社内のコミュニケーション活性化の取り組みについて
企業について2024年8月26日 公開
「コンサルティング会社が入り、社内のコミュニケーション活性化に取り組んでいるようだが、活動している様子が見えない」という口コミを見ました。導入の背景や実際にどのような活動をおこなっているかを教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
まずはじめに、弊社は一丸となって常に創意工夫して新しい価値をつくりだすことを重要視しております。
そこで理念浸透を図り、全社員が同じ方向を向いて行動できるようにと、コンサルティング会社に依頼した次第です。
具体的には、ブランディング(企業ロゴ刷新と企業理念のブラッシュアップ)、理念の浸透、社員の意識改革などをお願いしております。
そして、夏目光学のDNAを「すべては未来をつくる一歩のために。」というスローガンに集約し、継続や実行性向上を目指しています。
理念浸透を目的としたブランディング活動の一環としておこなっているのが、「アンバサダー活動」です。
部署の垣根を越え、一部(立候補や選任、アンバサダーメンバーからの推薦)の社員が、アンバサダーのメンバーとして日々活動しています。
一例を申し上げますと、あるチームでは「社内報」プロジェクトを推進し、理念が浸透していくためにタテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションを促進していく取り組みを行なっています。
またあるチームでは、次世代の子どもへの工作やものづくりの楽しさを知っていただくための取り組みを行なっています。
実際に活動している社員からは、「アンバサダー活動を通じて視野が広がった」「自分の係内の人間関係だけでなく、会社全体に目を向けられるようになった」という声が上がっております。
また、女性社員を対象にした女性活躍研修では、これまで人前で意見する経験がなかった方々が、人前での発信を積極的におこなう姿が見られるようになりました。
これらの活動は未来への投資であり、次世代経営者層へ継続経営していくために必要なもの。今すぐ会社全体に効果が現れるものではありません。
しかし、活動が軌道に乗り始め、メンバーの前向きな姿や成長が見られ、着実に未来への種まきは始まっていると手応えを感じております。
取り組みが実を結び、理念に共感し、率先垂範してくれる社員が育ってくれるよう期待しています。