
企業の将来性とキャリアアップについて
スキル・キャリアアップ2025年10月15日 公開

御社は創業60年を超える安定した成長企業と伺いました。若手であっても新しいことにチャレンジし、キャリアアップを目指せる環境は整っていますか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社は創業から60年以上にわたり、安定した成長を続けてきました。
従業員数や売上高も着実に推移しており、長期にわたる経営基盤の安定性は大きな強みです。
その一方で、成長中の企業であるからこそ、若手社員にとっても挑戦の機会が多く、キャリアを築く場として魅力があると考えています。
若手の意見や思いは、日々の面談や上司との対話で把握するように努めています。
自ら声を上げる社員は多くないものの、内に秘めた意欲や真摯な姿勢を見せる社員には積極的に後押しを行っています。
その際には、本人の思いだけでなく「業務に役立つか」「会社の成長につながるか」という観点も大切にし、独りよがりではなく実務に生かせるチャレンジを推奨しています。
資格取得については、フォークリフトや天井クレーン、玉掛けといった必須資格に加え、特殊鋼販売技士やQC検定といった専門性の高い資格への挑戦を支援しています。
社員からの提案を受けてアーク溶接や電気工事士といった資格を取得し、実際の業務改善に活かしているケースもあります。
こうした取り組みは個人の成長だけでなく、会社全体の技術力向上にもつながっています。
挑戦に対しては、成功体験を積めるよう小さな取り組みから任せる一方、失敗した場合にも原因を一緒に振り返り、次にどう活かすかを考える姿勢を重視しています。
制度として形は決まっていなくとも、上司や先輩が日常的にフォローし、成長の機会を逃さない風土を築いています。
今後も、安定した成長基盤を活かしながら、若手が挑戦しやすい環境を整え、将来的に責任あるポジションを担える人材を育ててまいります。