
評価基準について
評価2025年11月6日 公開

貴社の人事評価制度の概要を教えてください。評価はどのような流れ・基準で実施され、社員へのフィードバックはどのように行われますか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では評価の透明性と公平性を確保しています。
一次評価は社員の業務を日常的に最も近くで見ている直属の上司が担当し、職能資格等級ごとに求められる難易度の異なる課題をどの程度達成できたかにより判断します。
その上で、二次評価者である部門長が一次評価の内容を確認し、一次評価者による判断のばらつきや妥当性を精査・調整します。
この際、一次評価の根拠となる成果の内容(成果に至る業務の難易度、または量的負荷)が不明瞭な場合や適正な加点評価がなされていない場合には、二次評価者から一次評価者に確認を行う、もしくは人事部が二次評価者に再確認を行い適正な評価に補正する仕組みを整えています。
評価に関するフィードバックについては、年2回の評価面談を通じて一次評価者が直接部下の社員に伝えることを原則としています。
ただし、過去には一部の面談において十分なフィードバックがなされていない事例が確認されました。
そのため、改善策として管理職向けに適切なフィードバックの方法を学ぶ研修を実施し、2025年3月には全管理職を対象に動画教育と理解度テストを行いました。
また、この取り組みの内容は、掲示板の業務連絡書を通じて全社員がいつでも確認できるよう公開しています。
こうした再教育や見える化により、評価プロセスが社員からも把握しやすくなるよう努めています。
今後も、具体的な成果に基づいた公正な評価を徹底するとともに、フィードバックの充実を図り、社員一人ひとりが納得感を持って成長できる環境づくりを進めてまいります。
