離職防止について
離職率2024年10月3日 公開
数年前の書込みでしたが「若手の離職率が高い」というものを見ました。本当でしょうか。離職防止に向けて取り組んでいることも、もしあれば教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
まず、弊社全体の平均離職率は、4~5%台を維持しており、一般的な平均値と比較すると高い状況ではございません。
例えば、これは厚生労働省の調査結果(※)に基づく卸売業、小売業の離職率の平均14.6%の3割程度となります。
一方で、若手社員の離職率については、弊社も数年前より課題の一つであると認識しております。
改善の第一歩として、決して一方的ではない「双方向」のコミュニケーションが活性化されるような施策の導入を考えております。
具体的には、すでに実施している評価面談に加えて、個々人のキャリアアップを実現するための面談や、店舗運営に対する意見を出し合う会議の実施等を検討しております。
若手社員の離職理由は様々ではありますが、意欲ある多くの若手社員に「店舗運営により一層深く参画してもらう」こと、そして「早期にキャリア開発をしていく」ことが重要な取組みになるのではないかと捉えています。
また、キャリア開発という点に関連し、現在、早期に評価制度の見直しを行うべく動いており、すでに中期経営計画にも取り入れております。
具体的には「何を頑張ればどのように評価されるのか」、「目指すポジションに就くにはどのようなスキルや経験が必要なのか」を、今まで以上に明確にしていく予定です。
これらの取り組みを実施することで、全社員が自らの成長に向けた具体的な行動を起こしやすい環境を整え、正当に評価され、結果として社員の定着率が高められるよう努めてまいります。
一つひとつの課題に真摯に向き合い、前進できるよう取り組んで行く所存です。
今後も一人でも多くの社員が自らの能力や可能性を発揮・実現できる環境づくりに尽力してまいります。
※令和4年雇用動向調査結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/gaikyou.pdf