上層部と現場のギャップについて
企業の方針2024年10月3日 公開
「上層部の意図と現場の状況に差がある」というような投稿を見たのですが、現場とのコミュニュケーション手法などはどのようになっているのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
小売事業本部(明治屋店舗運営)の内容と仮定して回答いたします。
弊社では、日頃よりご愛顧いただいているお客様へ感動を提供できるような店舗作りを目指し、会社全体として「明治屋ブランド」を守りながら、販売戦略の検討や実行、そして店舗運営を行っております。
一方で、より良い店舗運営のためには会社全体の考え以外にも、現場の実態を的確に把握することも重要であると認識しております。
そのため、営業部長やエリアマネージャーが各店舗を定期的に巡回し、店長、スタッフと直にコミュニケーションを取りながら忌憚のない意見などを聞き取る体制を敷いております。
このような「現場の生の声」は、様々な決定を行う上で非常に重要な判断基準の一つとなるため、創業当初より変わらず「現場を見る」ということを重要視してまいりました。
加えて、年に数回、全店長が集まる店長会を開催しています。
この会では、訴求力の高い売り場作り、覆面調査によるサービス品質および売り場状況の報告が行われ、お客様への対応力を高めるための意見交換などを中心に行います。
店長会には、各店舗の店長の他に、本部の各セクション責任者、外部のコンサルタントなども参加いたします。
各店長からの発表を踏まえて現場の状況把握し、今後の経営戦略のヒントを得るための貴重な機会であるとも捉えております。
その他にも、社内ネットワークの環境も整えており、会社の決定事項等については小売事業本部の専用ページを活用して効率的に情報をシェアしております。
社長からのメッセージなどもこの社内ネットワークを通じて社員に通知され、全社で会社の目指す方向性を共有できるよう努めております。
このように、常に「現場」との連携を意識的に行うことでよりよい店舗運営に尽力している一方、現場社員の声の吸い上げなどについてはまだ課題もあると認識しております。
今後も全社が連携して「いつも いちばん いいものを」という経営理念を追求できるよう、よりよい体制構築を検討していく所存です。