
残業時間について
残業2025年7月18日 公開

施工管理職は残業が多いという口コミを見ました。職種ごとの実態や、平均残業時間の推移、残業削減に向けた取り組みについて教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
施工管理職における残業に関するご指摘について、弊社でも過去には業務量や工期調整の難しさから、一定の残業が発生していた時期があったことは事実です。
ただし、現在は組織として残業時間の削減に取り組んできた結果、改善が進んでいます。
全社員の月平均残業時間は2023年度で約7〜8時間となっており、かつてと比べて大幅に減少しています。
職種別では、事務職はほとんど残業がなく、施工管理など現場系の職種でやや多くなる傾向があります。
特に梅雨時期など天候により工事進行が制限される場合や、年度末などに発注元からの納期が集中する場合は、限られた期間で工程を調整する必要があるため繁忙となることがあります。
こうした状況に対し、弊社では以下のような取り組みを進めています。
・工期管理や人員配置の最適化による業務量の平準化
・勤怠システムとPCログの連動による残業時間の正確な把握と是正指導
・安全衛生委員会主導での残業削減に関する社内啓発
・工事発注側との連携強化や業務DXの推進による業務効率化
これらの施策により、残業が常態化する体質から脱却し、社員一人ひとりが健全な働き方を維持できるよう改善を図っています。
今後も、社員の心身の健康とワークライフバランスを大切にしながら、生産性の高い働き方の実現に向けた取り組みを強化してまいります。