
安全管理について
職場環境2025年11月20日 公開

現場での安全管理体制や、社員の健康を守るための取り組みについて教えてください。危険が伴う作業への対策や、教育体制もあわせて伺いたいです。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、すべての社員が安全かつ安心して働ける環境を提供するために、安全管理体制の強化と安全意識の向上に積極的に取り組んでおります。
特に現場では、安全パトロールを本社主導で月1回実施しており、これとは別に、各現場単位での毎日パトロールも実施しています。
これにより危険箇所や改善すべき箇所はその日のうちに共有しています。
また、管理職と現場責任者が連携することを重視しており、安全衛生委員会のもと、災害や事故の未然防止に向けた取り組みを継続しております。
危険作業への対策として、事務作業の効率化の観点からはICT(情報通信技術)の活用を進めています。
例えば、これまで高所作業時に従来使用していた黒板を電子小黒板に置き換えて、現場での作業を省力化し、より安全でより快適な事務所で作業できるようにしました。
このような技術革新を通じて、想定されるリスクの低減と業務全体の効率化を同時に実現しています。
教育体制についても重点的に整備を進めています。
入社時には、フルハーネスの特別教育や安全・品質に関する座学研修を行い、現場で必要となる知識と意識を身につけていただいています。
その後も、次世代の人材の育成を目的に、入社5年目までの社員を対象に毎月研修を実施するほか、すべての工事担当者を対象に年1回の安全研修を開催しています。
このように、継続的な教育を通じて、安全意識を養うとともに、社員一人ひとりが現場での安全確保に対する役割を自覚できるよう取り組んでいます。
また、社員の健康を守るための施策として、定期健診の実施や職場環境の改善に努めるだけでなく、メンタルヘルスケアのためのサポート体制も整備しています。
さらに、厚生労働省のストレスチェック制度を導入し、社員の心身の状態を把握しやすい仕組みを構築しています。
こうした取り組みが評価され、経済産業省が推進する「健康経営優良法人」(特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度)の認定も受けております。
▷参考:
健康経営優良法人2025 ブライト500(中小規模法人部門)に認定されました | 株式会社前田組|大阪府寝屋川市の総合建設会社|建設・設計・不動産開発
3月10日に健康経営優良法人2025の結果が発表され、今年度もブライト500(中小規模法人部門)の認定を受けることができ…
今後も「安全第一」という基本理念のもと、社員が心身ともに健康で長く活躍できる職場づくりを進めてまいります。
