現場の裁量権について
職場環境2024年7月25日 公開
「良く言えば現場主義だが、現場(店舗)のわがままに管理本部がただ振り回されてるだけで協力体制にない」という口コミを見ました。 現場の裁量権はどの程度あるのでしょうか。また、管理部が何をしている部署なのかも知りたいです。
ご質問をいただきありがとうございます。
店舗のチーフは各店舗の経営者という位置付けであり、店舗運営に関しては各店舗の事業部に決裁権があります。
そのため、管理部門が主導して各店舗に企画や店舗営業・販売方針などを決めることはありません。
弊社の基本方針として、人事制度や社宅制度などの社内制度は管理部門が、各店舗の運営方針や人事体制などは各店舗の事業部が決定権を持って進めています。
たとえば、ある店舗の店舗管理部から残業時間について店舗独自のルールを決めたいという意見が出た場合、会社全体の社内規定に収まる内容であれば、自由に設定して運用してもらっています。
一方で、職場環境や勤務条件に関する課題が発生した場合の解決や、再発防止のために社内制度の新規導入や改善が必要な場合は、管理本部が率先して解決のために動きます。
弊社では社員がいつでも利用できる相談窓口を設置していますが、たとえばハラスメントに関する相談が入れば、該当店舗の事業部に事実確認を促し、事実なら部長からのヒアリングおよび指導やハラスメント研修の実施、厳正な処罰の検討などを指示しています。
各店舗の運営方針を尊重しながら、社員が意欲的に働ける職場環境づくりを進めるのが管理部門の主業務です。
店舗運営に関しては各店舗の事業部が主となって動いており、大きな裁量権を持っているため、チーフなどの管理監督者は非常にやりがいのある仕事を経験できるかと思います。