年功序列について
評価2024年8月6日 公開
「年功序列が根強い」と聞いたのですが、若いうちから責任あるポストで活躍するのは難しいのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
社員評価の基本項目は「行動・能力」と「目標達成度」であり、付帯的な項目として「資格取得後の経験年数」が設定されています。
そのため、弊社の人事制度は年功序列ではございません。
実際に、文系の学校を卒業後あらためて建築専門学校で勉強し、公的資格を取得後所長に選任されたり、工業高校建築科を卒業後に入社し、25歳前後で所長に抜擢された社員もおります。
また、評価シートは職位ごとに計10段階に設定されており、評価者によって偏りが生じないよう状況に応じてどの点数評価が妥当かを明確に規定しています。
これにより、感覚による評価がされないよう工夫しております。この評価結果により、昇給、昇格、役職任命を行っております。
さらに評価者にはeラーニングによる研修の受講を義務付けており、評価基準の平準化と向上を図っています。
評価結果については、上席者が被評価者にフィードバックを行います。
フィードバック時には、「カルテ」と呼ばれる、伸ばしてほしい能力などを記載したシートを示し、次期の目標に活かしております。
今後も能力本位の公平な評価と適材適所の人事を意識し、一人ひとりが納得感と満足感を持って働ける環境づくりを推進してまいります。